咲く、散る。

散る。そして、咲く。

リーンカーネイションという言葉の中には、カーネーションという花が隠れております。


咲く、そして、散る。
そんな生と、死を描いた美しい三連作にございました。

1話目は、尽きることない恨み。それこそストックホルムシンドロームは、本当に起こりうるのか……?という物語。

2話目は難解にございました。しかし、コメント欄を見て、なるほどそういうことかと納得いたしました。


そして3話目、これは……叙述トリックというのか……
最後にゾッとする仕掛けがございます。


まるで氷の花のような文体の美しさ。
ぜひ、ご賞味あれ。


ご一読を。













その他のおすすめレビュー

SB亭moyaさんの他のおすすめレビュー836