解離性同一性障害の話をしていると、どうしてもスピっぽい魂の話になる。魂の形とか、魂の認識とか、内界とか。そういう話になってしまう。解離性同一性障害って、本来の魂が分裂しているって言う話だから。

本来、解離性同一性障害は人に話すものではないというか、限られた人にだけ知って欲しいというのも事実だが、それはそれとして、解離性同一性障害については知って欲しいという話もある。

人によっては、柚子とみずきは、ふたりでひとりで、好き勝手したい柚子と社会的でありたいみずきとして生きてるよね、って人もいる。んで、こういう感じだと、すみれは嫌悪感の固まりだよね、ってのを昨日言われた。でも、柚子とみずきは5月ごろには既に居たので、どこでこの2人は分裂したんだろうってのもある。本当に柚子は好き勝手生きる。羨ましいと思うと共に、そうやって生きたらヤバいって気持ちと、男性関係だけは柚子と同じになりたくないって感じがある。

私も魂がみえるわけではないので、その話には、そうなんだねー、っていうしかないんだけど、単純に自分の魂の形という認識の話しか出来ないのだけど、普段は人型なのだけど、魂が傷ついた時に出てくる形は人型ではないな、とか、自分の魂の形みたいなのの本体がわかる時があるんですよね。柚子は蜘蛛だし、みずきは鬼火だし、すみれはカラス。みたいな。

んで、解離性同一性障害には、憑依型、非憑依型、あと、当事者研究文脈で出てくる多核型ってのがあるらしい。憑依型と非憑依型の違いについては、交代人格の出現仕方による分類なのだけど、憑依型は外部の人格が完全に別の異なる話し方や人格をとるタイプで、非憑依型は憑依されたのではなく、自分ではない、という感覚で、外見的な特徴がないタイプ。多核型ってのは、感情の核が複数あってそこから人格が生まれるタイプだという。

ただ、これについては、私の経験からすると、憑依型と非憑依型のミックスっていうのが絶対居るよね、って、思うし、人格を認識したら、段々と憑依型へ移行していくんじゃないの？って、思いがある。なんて言うか、5月頃から暫くは、非憑依型の方で柚子が生きてたんじゃないかな？私も気づいてなかったのはそれじゃないかな、って、気分もなくはない。

難しい話である。

因みに非憑依型は喋り方や文字の書き方などはほぼ変わらず、ただ、好みや行動や感情が別の人のものになる、いつもと違うって感じだという。全員がこの辺が同じで誰にも入れ替わりが認識されない、という意味では、私はこれが多少あてはまるのよね。

んでまあ、これからやることとしては、内界に柚子を閉じ込める為の方法というか、能力を得ていくのが良いという話にはなったんだが、まあ、難しい。前回の話で、柚子の相手を内界に作ればいい、と言われた、という話である。まあ、つまり、柚子のガチ恋のスライドをさせる場を内界に作れて、柚子をそこに閉じ込めたらいいと言う話らしい。ただ、それはそれとして、同じような子はこれからも生まれるだろうっていう話もある。

これもまた難しい。

内界という場所は、想像力でどうとでもなる場所らしいのだが、何分私の想像力というのは、映像出力ではなく、文書出力であるために、立体物が出来上がらないのだ。映像出力であれば簡単らしいのに。

難しいね。

んでまあ、言われたのは内界で架空の配信を柚子が見れるようにして、内界で架空のお金作って遊ばせるのがマシじゃないかって話になってるとこですね。例の人にお金払うのお金かかるしね、っていう。

うん。めっちゃスピだよね。

でも、解離性同一性障害って、魂が分裂してるから、どうしても魂の認識とか、世界の認識みたいな話になるんだよ。

あと、多核型の話とか、当事者研究の話とかを知りたいなら、朝霧アパート203号室さんのブログがめちゃくちゃいい。ってことを書いて、今日はおわります。