カクヨム攻略法日記

観測者001

攻略という名の観察実験

これは、ただの攻略記事ではない。

カクヨムという街を対象とした、ひとつの観測実験の起動記録だ。


ここから記されるのは、外から語られる解説ではなく、まだ一ヶ月にも満たない初心者がどのように試し、どのように動いていくのかを記録した内部ログである。


ランキング上位でもない。

交流の達人でもない。

けれど、だからこそ見える構造がある。


作品がどこで読まれ、どこで途切れ、どの入口で止まり、どの導線が働かないのか。


このシリーズでは、そのすべてを「構造」として分解し《構造と戦略だけ》でどこまで届くのかを静かに観測していく。


 


この記録は、三つのレイヤーで進行する。


日記。

レポート。

そして、AIによるチェッカー。


ひとつ目は「日記」。

カクヨムという街を歩きながら見えた景色や違和感を、比喩と構造で綴る観測ログだ。


ふたつ目は「攻略レポート」。

日記で得られた気づきを、検索・導線・交流・イベント構造といった具体的な項目ごとに整理し、カクヨム攻略として再構成する技術記録だ。


みっつ目は「チェッカー」。

AIを観測装置として用い、作品ページや説明文・タグ構成などを自己診断するためのツール群だ。

ここではAIは創作者ではなく、「観測と整形の補助者」としてだけ働く。


 


この三層を往復しながら、


・なぜ特定の作品だけが読まれるのか

・なぜ通知が途切れるのか

・なぜ入口で止まり、奥の作品へ進まないのか

・どうすれば内部導線が働き始めるのか

・読者の視界に入り続ける作品とは何か


これらの問いを、観測できる限り構造として定義し、可視化していく。


これは攻略であり、同時に実験でもある。


戦略が機能すれば、そのプロセスごと記録する。

外せば、どこで外れたのかをそのまま残す。

成功も失敗も、途中経過も含めて、このシリーズ全体がひとつの「実験記録」だ。


観測の精度は、観測者の数で決まる。


カクヨムという街の仕組みを理解し、その地図を自分の手で描くためのシリーズ。

それが、この『カクヨム攻略法』である。


では、観測を始めよう。

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