精密射撃に長けた兄・千裕と、怪力を操る天真爛漫な妹・茉央の対照的な戦闘が魅力だ。巨大傭兵組織「アコナイト」のエースとして、暗殺や救出をこなすハードボイルドな展開が描かれる。非情な殺しの現場と、任務後の食事や観光で見せる微笑ましいやり取りのギャップが秀逸。独自のガジェットや組織体制の設定も、物語のリアリティと没入感を高めている。プロフェッショナルな傭兵組織の暗躍を描くハードボイルド作品に惹かれる読者におすすめできる。