あとがき
自分がうっすらと感じていた社会人になるくらいならもっと大学生を続けたいという思いはモラトリアムという言葉としてごくありふれたものだと知ったのは割と最近なんですけど、これに限らずこういう自分だけの感情・あるいは他の人は感じたことのないものだと思っていたものが言葉や現象としてごくありふれたものとして存在していることを知る瞬間ってありませんか? その瞬間、すごいびっくりしますよね。
ほんとうにただそれだけなので話題を変えるのですが、今年から大学三年になってあと二年もあるぞと思っていたけど、もう一年半も無くてはやいなぁと感じています。自分にもとうとう、なるようにならなくなる時期がくるというのはなんとなく老いを感じますが、歳を取ったと言っているうちが一番若いので、二十一歳をエンジョイする気持ちで日々過ごしています。
作中で軽く書いたのですが、本気で熱中しているものに対して「これに対する熱が冷めてしまったら怖いな」と思うことが現実でもしばしばあります。ですが冷める時って言うのはそれに興味を失ってしまったときだから、別に怖くなる必要はないのだと最近分かりました。
しかし小説に対する熱は、やっぱり冷めたくないものですな!(エモい)
ここまで読んでくださりありがとうございます!
久しぶりに最後まで作品を書けた気がします。
また投稿します。
次はカクコン!
モラトリアムにさよならを 沢谷 暖日 @atataka
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