お父さんは嘘つきじゃなかった 家族の温かい空気を感じる物語

『父さんは嘘つきだと思っていました。』
この一文から始まる物語。
はは〜ん、これはお父さんが子どもにちょっとしたかわいい嘘をつくお話なのだな、と思いました。

ご存知の通り、仮面ライダーは子供向けのテレビ番組。
現実世界では怪人も出てこなければ、ヒーローがベルトであっという間に変身して戦う、なんてこともありません。
(…知らないだけで戦っているのかもしれませんけれどね?)

けれども、この物語のお父さんは、決して嘘をついているわけではなかったのです。

それがどういうことなのかは、この物語を読んでみて欲しいと思います。
短い物語の中に、何気なく家族が積み重ねてきた柔らかい時間と、温かい空気、愛情を感じます。
オススメです。

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