異世界旅

@nikoru0404

第1話

        こんにちは====!!!

 俺の名前は矢郷 純一 22歳 大学三年生 彼女も女友達もいたことがない

陰キャオタク(自称)です。

 いきなりだけど、今異世界にいます!!

 お父さん、お母さん、弟よ。今ね、お兄ちゃんは異世界にいるの!?

 誰も答えてくれない草原で只ぽつんとつぶやく。

 ではなぜこんなことになったのか、回想スターーーーート!!!

        

          ~ホワンホワン~

 2025年〇月〇日 

 今日も普通に大学から大量の課題を持ち帰りながら、アパートに向かっていた。


 「はぁ~、今日もなんだかんだ疲れたー。なんか今日の法律の授業、途中寝ただけで後半が何言ってるかわからん。こりゃ、家帰って復習確定だな。」


 ため息をつきながら、東京名物満員電車を浴びながらアパート前まで帰ってきた。


 「いや、なんで帰るだけで体力と精神力がこんなにも削れるんだ?俺、社会人になったら多分、碌なことにならいだろうなー。

 こんなときは、この前のゲームでやけに中二病武器があったな、あれで戦闘の戦略が広がりそう!!さっそく、俺のノートに書いて妄想しよっと。」


 これが、俺の数少ない娯楽。ラノベやゲーム、運動はあくまでも男の性としてジムに行っている程度。最近は、物価高で食費を節約しているから、新しい小説もゲームも買えてない。

 おかげで、最近はストレスMax状態が続いている。そこは、俺の妄想力で何とか

緩和している。

 ん?えっちな本で解消すればいいって?試したよ!試したけど、おれも高校生の時、思春期の時期に頑張って興味持とうとして、いろんなジャンルに手を出したよ!

 おかげで、おれの性癖はぐちゃぐちゃだよ。

 まぁ、気に入った作品はあったもののさすがに1年で飽きてしまった。

 だって、ずっと同じことに没頭するのは無理だし。

 第一、趣味じゃないことはそんなに長く続かない。それに比べてラノベとゲームは良い、幅広いなんてものじゃない、一生かけて周れるかもわからないゲームの数々、

挿絵の魅力的なキャラクターや小説があり常に俺の妄想が捗る。

  



       んんん?お前の話はいいからさっさと本編を始めろ?

   しゃーね、アパートの扉前で立ちながら話すのは不審者でしかないからな!


 「んじゃ、マイホームに帰りますかね。」


俺は、扉のドアを開けた。その瞬間、閃光弾でもくらったかのように光に包まれた。


「目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


おれは、某大佐のように叫びながら転げまわった

 

「おまちしておりました。適正者様。このときを、長らく待って……」

 「目がぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「おまちして…」

 「目がぁぁぁぁぁぁ」(大声)

「うるせぇぇ!!!」

 

謎の人物に目を治してもらい、やっと話をできる状態になった。

目の前には男か女なのかもわかない、美少年?美少女?が立っていった。

まわりは真っ白な箱に閉じ込められている感じかな。

虫かごの中にいる虫の気持ちが分かった気がする。


「だれだか、知らないけど。いや流れとして誰だか予想はつくけど、とりあえず一発殴らせろ。」

 「開口一番がそれはさすがに引きます。」

 「だって、話の流れがもう見えてるもん。どうせ、あんたは神で他の世界に行って魔王を倒してこいとか、その後この世界に帰ってきて無双的なことだろ。

      俺の返答は、断固断る!!!!」


 そう言って、俺はその場で仁王立ちした。


 「おや、なぜですか?」


無表情でそう質問してきた。


「あのね、異世界は大体衛生管理ができてないわ、仲間作るために高度なコミュニケーションが必要だわ、下手して負けたら拷問が絶対のお約束だし、ハーレムは外野から見るのが良いのであって、自分がハーレムの中心とか普通に無理!!

 まとめると、勝つまでの工程がキツすぎて温室育ちの自分には無理ってことです。」


 そう早口で言い切ったせいか、息を荒げていた。

くそ!最近、そんなに人と喋ってないから、肺が突然の稼働に追いつかない!!


「ふふ、なるほど。あなたの言い分は分かりました。」


微笑みながら、俺の目を見据えた。


「おい、まさか決定事項とかいうんじゃないだろうな」


おれは、恐る恐る聞くと神?は意味深ににやけた。


 「お、お、おい嘘だろ。た、頼む。異世界には、異世界には行きたくない!!!」


俺は膝から崩れ落ちる。必死に神?のご機嫌を取ろうとする。

しかし、お約束には勝てないのだ。


「あははははははは、ふひ、ふひひひひひ、あははははははははは、あははははは」


突然、神?が笑い出した。

しばらくして、落ち着いたのか、話始めた。


「あなた、なにか勘違いしておられるようですね。」

「勘違い?」

「半分正解、半分不正解といったところです。」

「俺をここに連れてきたんだ。とりあえず異世界にとばすのか?」


そろそろ話を進めるべきだと判断した俺の脳は黙って話を聞けと言っているので、話を聞くことにした。


「では、順番に説明していきます。」


白い空間が一瞬で高校の空き教室になり、目の前に美人教師が立っていた。

「え?お前、女性なのか?」


そう聞くと、神?は首を横に振った。


「いえ、私には性別がございません。私のことは、神とお呼びください。」


やっぱ、神じゃねーか。でも、この神からはなんか違和感を感じる。

とりあえず、違和感はほっとこう!!


「では、はじめます。」


黒板に文字を書きはじめた。


「まず、あなたには異世界に転移してもらいます。」



俺の人生、おわった









ーーーーーーーーーーーー作者コメントーーーーーーーーーーーーー


はじめまして。作者です。

 これは、私の初めての作品なので処女作になります。

いろんな小説を読んでると自分も書いて見たいと感じ書き始めました

初めてなので、誤字や話の矛盾が出てくるかもしれませんが頑張って書いていきます。

 とりあえず、めざせ300話です。

300話で完結というわけではございません。


 

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