【序章設定】

序章で語られた存在の詳細


お飾りの英雄

※魔王を倒したと言われる英雄だが、実は近くにいた子供が自分の代わりに倒しただけだった

魔王を倒した子供とは違い、魔王に手も足も出なかったが、そこそこの力を持つ故にその栄光を疑う者がいなかった

だからこそその栄光を浴びて有頂天になった彼は、英雄として祭り上げれた


期待しない転生勇者

※チートを全て持って生まれたが、引きこもりだった人生故に人付き合いや腹の探り合いを嫌い、貴族社会から逃げるように暮らす転生者

世界が魔王の侵略を受けたら陰ながら討伐し最も都合のいい人間にその栄光を譲る暮らしをしながら、生きる希望すら持てずに枯れた心を持つ少年


正体を隠す強者

※強者でありながら影の実力者として周りに一才力を示さない

それでいて陰ながら世界を救ったり、時には邪魔をして強者として力を示す

そんなモブとして生きている


弱者に見える賢者

※とても弱そうな見た目や低すぎる魔力など、評価基準が一般よりも劣るはずなのに、実は真理を見透かし世界のあり方、存在、現象を改変できる大賢者の一人と言われる


入れ替わりの王子

※ある日、王子と瓜二つ故に入れ替わったが、その王子が入れ替わった先で死んだ事で、平民でありながら王子として国に尽くす覚悟を決めた


平民を装う貴族

※元貴族でありながら政略結婚が嫌で逃げ出した令嬢

最強の魔力と技術を持つ故に天才魔導士とも呼ばれていたが、今はその技術を使い平民の男の子として男装して暮らしている


悪を被った善

※世界中に指名手配される国落としの義賊

実は奴隷売買など、悪どい事業を取り締まっていたのが国自身だった事を知った神に使える聖人が国を正すために動いたが聞き入れてもらえず罪なき子を人身御供にしようとする計画を知り国を滅ぼす決断を実行した


善に包まれる悪

※人を痛めつけたり税を引き上げて贅沢三昧をしているだけなのに、勝手に周りが評価してまるで清廉潔白であるかのように優秀な領主として民に慕われる


神を名乗る邪神

※神として世界に嘆きをばら撒いては、自らそれを解決する事を繰り返す事で、自らの支持を集めて力を手にする邪悪な存在


邪神に堕ちた神

※世界を救うために世界を滅ぼす決断をし実行した事で、厄災を引き起こし世界を消し去る邪神と言われるようになった神


友人を語る友

※一緒に過ごしていた村の友人が村ごと滅んだ

その友人から死ぬ間際に託されたお守りを大事にしていたら、そのお守りを送った離れ離れに暮らしていた友人の妹が、自分のことを兄だと勘違いする

自分の身代わりで死んだ親友の事に引け目を感じ、友人の妹に自分が兄であると語る


死を偽装した少女

※婚約者がとてもひどい暴力者だった事から、頭の良かった彼女は自らが殺されたように見せかけるため、婚約者に使える自分をいじめたメイドを殺し火を放ち屋敷ごとその身すら分からないまで焼き尽くした

結果、その火災で婚約者の家は燃え尽き死体の山から、身につけていた装飾品などから自らの死を偽装することに成功した図書館の司書


死んでいる生者

※一度死んだにも関わらず冥府の門から蘇りアンデッドとして生まれ変わった骸骨騎士

全身骨格のはずなのに言葉を話せたり、食事を食べれたり、生きてる存在と変わらない生活を送る


認識されない生者

※生きているはずなのに、誰からも認識されない位相をずらす特殊な祝福を与えられた存在

祝福を受けた日から誰からも認識されなくなった事で幽霊と呼ばれる


神になった眷属

※神が生み出した眷属でありながら、神が神を止めたいと告げて全ての権利や力を譲渡し逃亡した事で神として生きる事になった

神に地位を返すため翻弄する日々を送る


地位を譲った旅人

※神としての力や権力が面倒になり、自らの生み出した眷属に全てを丸投げして自由気ままに旅をする環境に適応する肉体を持つ存在


成り代わった子供

※引きこもりの貴族の子息に尽くす子供であり、貴族の親から子息の代わりに社交界などで顔を売る事を目的に容姿が似ている事を理由にさらわれた少年

引きこもりから立ち直った子息を殺し、自らの代替えが邪魔だから殺したと、貴族の親に告げて殺した引きこもりの子息に成り代わった子供


偽りだらけの王

※初代国王の死後、その王が辿る功績を讃える記録が、自分の思いのままに好きな種族を手玉に取り続けた結果生まれた、今多くの種族と手を取り合う多種族国家であるその事実を、まるで多種族を同等の存在として認め手を取り合った美談として語られる国を建国した初代国王


祝福の呪い

※神が与える事のできるギフトと呼ばれる特殊な力だが、協力すぎるが故に祝福であるギフトが逆に呪いとしてその存在を苦しめる原因になる現象


怠惰の努力…

※怠惰でいるために、その場その時その状況下で最速で適応し、最小限の動きで、最大限の力を発揮できるように常に自らに負荷を与え続けて鍛える、怠惰神から言わせると当たり前の状況にすらなった常時鍛錬状況

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