変愛
木ノ下 葵
第1話
「なあなあ、葵って彼氏いんの?」
「うーん。まぁ、いるよ〜」
まぁ、彼氏では無いんだけどね。と思いつつ、自慢げに話す。
私には、"彼女"がいる。
私は、あまり自分の性や周りの性を気にしたくない。中学校に入ってから、周りが思春期になり、なんとなく男子と女子との間に壁ができたような気がしている。残念。また、BLや百合もなんとなく御法度のように扱われ、また、腐女子は教室の隅へ。そんななか、私は見事彼女を手に入れている。学校が違うからだ。同じ学校だと、知られた瞬間にいじられることがほぼ確定だったと思うが、違う学校だから少しは軽減できた。
そんな彼女(凛)と私、そしてクラスメイトの話を聞いて欲しい。
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