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  • はじめまして作者様の自主企画に参加させていただいたご縁で読ませていただきました。
    SFなんだけど、神話であり、おとぎ話であり、童話でもあるそんな読感が印象に残りました。

    宇宙のため、宇宙を救う為、自分を犠牲にしろ。

    そう言われて動ける人はヒーローと呼ばれるのでしょうが、仁科姉妹には、その空気は感じませんでした。
    地に足がついているというか、宇宙が大変な事になっている、だから祈るのではなく、お姉ちゃんが妹の意思と遺志を継いだことだけがモチベーションになっていると断言するように、
    こちらは私の想像ですが、妹さんも家族が姉が友人が動けなくなる、だから祈る。
    大切な人がいる、いた。
    それが宇宙時計のゼンマイを巻くためのネジであり、巫女の資質なのかなぁと。
    人の心が根幹にあるからか、ビターエンドですが、SF特有のどうにもならない物理法則の冷たい最後ではなく、童話やおとぎ話の人の心がこもっているほんのりした温かさを感じ取りました。

    作者からの返信

    タカセ様、感想どうもありがとうございます。

    私はSFが好きなのですが、文系人間で数学や物理が苦手です。
    だからハードSFは書けません。
    私が書けるのはSFチックな味付けをした人間の物語なのだと思います。おとぎ話なのかもしれませんね。

  • 企画への参加ありがとうございます。

    私もタイムマシンのSFを書いているので思わずなるほどと思いました。
    特に、宇宙が前にしか進めないタイムマシンって言う解釈は私にはなかったのでとても勉強になりました。

    作者からの返信

    コメントどうもありがとうございます。

    時間SFを書くのはとてもむずかしいです。時間のことを考えて考えて考えて、宇宙自体が一種のタイムマシンじゃんとか考えてこの作品ができました。


  • 編集済

    面白かったです。

    設定が派手なのに使い方が禁欲的で、救済を用意できる構造を論理で自ら潰している所がただただ圧巻でした。

    >わたしには一直線に過去から現在へ移動したという記憶しかなかった。

    特にここが好きです。会える可能性すら、救いにならなかった。
    救われちゃやっぱダメだよな、と前にしか進まないんだよな、と納得できるだけの質量があります。

    祈りは時間を進めるが、心までは救わないのですね。
    素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    神山様、感想どうもありがとうございます。

    一気に書いて、こういう結末に至りました。ハッピーエンドにはできなかったです。たぶんこれがいちばん自然な流れなのだろうと思います。

  • 時間・祈り・喪失を重ねて描く、かなり思想寄りのSFだと感じました。
    正直、軽く読める話ではないですが、妹への執着と「前にしか進まない時間」への抵抗が一貫していて、静かに心に残ります。
    宇宙設定が壮大なのに、感情の芯はとても個人的で、そのギャップが印象的でした。読み応えのある一作です。

    作者からの返信

    よみひとしらず様、コメントどうもありがとうございます。

    設定はやたらと壮大ですが、主人公はひたすら個人的ですね。セカイ系が好きなので、こんな話になったのかもしれません。