第2話 ペットと再会‼︎

「ここは、女神様に異世界へ送ってもらったけど」

私は、怒った顔で言った。

「ここは何処なのよ〜」

私は、むすっとした顔で森の中を歩いて行った。

森はとてもきれいで、そんな森を見て次第に、怒りはおさまっていった。

「いつまで、歩けばいいの〜、もう足パンパン」

私は、怒りながら近くの木の幹に座って、一休みしていたところ

「ご主人様〜、どこにいるの〜」

と幼い声で私を読んでいる声が聞こえてきた。

私は、思わず。

「ここだよ〜」

と反射的に言ってしまった。

どうしようと、あたふたしているうちに幼い声の子がこちらへ近づいてきて

茂みから、音がした

私が身構えている時に出てきたのは、ポメラニアンだった。

「ご主人様〜」

嬉しそうに、こちらを見ているポメラニアンは、まだかと待ち侘びている様子に私は、見覚えがあった。

私は、ポメちゃんだと反射的にわかった。

「ポメ〜、おいで〜」

と私はとても嬉い気持ちに我慢ができずに泣いていると

ポメちゃんが涙をぺろっと舐めてくれて、私は、もっと泣いてしまった。

「本当にポメちゃんなの?」

私は、泣きながらそう聞いた。

「そうだよ、」

と言いながら、また私の涙をぺろっと舐めた。

自分でも確信がついた、このポメラニアンは、私のポメちゃんだと

「あぁ〜、やっと会えた、女神様ありがとうございます。」

私は、ポメちゃんを抱いてそして泣きながら言った。

泣いた私を、ポメちゃんは、優しく舐めてくれた。

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