10話まで読ませていただきました。
異世界転生ものですが、
大吉が異世界に行った途端に別人のようになるのではなく、
どこへ行っても「職人の親方」のままなのがいいです。
親方ポイントや即完機能など、
異世界らしい便利な能力も出てきますが、
まず自分の手で仕事をしてから使えるというところが、
この主人公らしくて面白いと思いました。
そしてノミ公との掛け合いも好きです。
真面目に家を建てているはずなのに、
二人のやり取りのおかげでテンポよく読めます。
何もない大森林で、
一本ずつ木を扱いながら家が形になっていくのが妙にワクワクする。
タイトルでは「世界まで変えてる」とありますが、
この親方がここからどこまでやってしまうのか、続きが楽しみです。
職人気質の親方が、前世の知識そのままに、若い体で建築無双!
【親方Q&A】
道具が無いと何も…………不思議な力で取り寄せるよ!
材料が無いんじゃ…………森は材料だらけ!
独りじゃ人手が……………増えるよ!
家建てるだけじゃ…………親方は家程度じゃ満足しないよ!
バトル要素とか……………親方のゲンコは滅茶苦茶痛いよ!
それに、親方はとっても頑丈だよ!
オッサンだけじゃ華が……もちろん咲くよ!
ずっと森?…………………違うよ!
友達百人できるかな?……それは読んでのお楽しみ!
◆◆◆
改行多めで会話も歯切れがよく、読みやすいです。
また、時折スキルやステータスの説明が入るので
現在の力関係や、スキルの効果がどうなっているのか理解しやすいです。
生産系や現代知識無双の作品はいくつか読んでいますが
やはりこういった作品は、一般の読者が知らない知識を使ってこそ
主人公の凄さが際立つと思います。
私は素人なので、知識なしの一般人としては
「おお、親方すげえな」と感じました。
かなり長い作品ですし、連載中の作品ですが
裏を返せば、それだけ長く楽しめるとも言えます。
親方の直情的な性格によるコメディタッチの物語なので
「生産系は内容が難しいんじゃないの?」
と、手を出しかねている方にもお勧めです!
このお話は、現場叩き上げで円熟期を迎えた建築職人が、神様のミスで異世界に転移し、スキル【親方】と現場感覚を武器に家を建てつつ、森の魔物たちや家族と暮らしを整えていくインフラ開拓系異世界ものです。ゲンコツやチョーパンといった昭和感あふれる戦闘スキルと、倉庫・仕入れ・即完機能などの工事チートを駆使しながら、まずは森のど真ん中に家を建て、家族(人狼母子+付喪神)を守れる拠点を作り、次に水を中心にライフラインを整えていきます。物語はとある職人が熱中症で倒れ、現場で意識を失う場面から始まります。そしてなんと女神と対面して転生、第二の人生を。そして移転先で親方スキルをもとに家を建てるのです。さあ、どのような展開になるのでしょう。つづきは皆様でぜひ。