第2話 悩む者

あらすじ

 おいは夢界の聖なる楽園エデンにおるごたる!こいは人界と完全に隔てられとったばってん、盟主スヴェレンが現れたことで、繋がる手段が見つかるかもしれんちゅう話や。おいは盟主であり、それは約束の地を制す偉大なる覇王オーバーキング、圧倒的な君主ロードやき。まるで夢みたいな状況やなぁ。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ということでなんか死んだら盟主だったたい。おいじゃ。目覚めて2日目や。

なんかこの体めっちゃ白いんやがーー。手首細すぎて泣くわ。

こんなんであの刀を超えられるんか。etcエトセトラ


 気になることがありすぎるがとりあえず、、

「お腹空いたばいーーー!」

「今すぐ運んでまいります!」

ちなみに今答えたのは聖霊族のライムばい。

ここでは3時間ごとにお付きのものが変わって大体10人目くらいがライムばい。


 住んでみてわかったこと報告するばい。

やっぱりここは日の本じゃないところや。

 あとマジックスキル魔法とかいう必勝の術を持っているばい。

加えてチョーズスキル生活魔法とかいう便利な術や、マーシャルスキル武技みたいな武具の術もあるみたいや。

 朗報!ここにも十文字槍あったばい!

人界にもしばらく行かない方が良さそうやなぁー。人界と夢界は時間の流れが違うから、こっちで何年か鍛錬してもあっちでは数刻しか経ってないこともあるらしいばい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ご飯きたーーーーー!」

「お待たせしてすみません!!」

「大丈夫やでーー」

おお!ここにきて王道の本膳料理たい!きて3食目で本膳料理は嬉しいたい!

ぱくっごくん

「ど、どうですか?」

「………」

「お口にあいませんでしたでしょうか!すぐに、、ってええ!な、泣いてる!?」

ずびっ

「すまん。日の本をおもいだしたばい。」

「日の本?」

「ああ、昨日もゆうたおいん祖国ばい。」

「あ!スキルがないっていう例の世界ですね!、でも、、私も5人の盟主様を看取りましたが、異世界から来た人はいないんですよねー、先輩方も異世界っていう点に疑問を抱いていたし、、」


おいにはやることがあるんじゃろうか、、

ここまで来たからにはあの刀を、、

本当にここを人界と繋げていいんじゃろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

3日ごと 07:00 予定は変更される可能性があります

戦国男児の下剋上 白尾ガイア@怠惰の化身 @YAMADA_114514

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ