夢の中だけ教師やってますが、家に帰ると推しVtuberが妻で双子が待ってます。

妙原奇天/KITEN Myohara

第1臣 やめたやめた、から始まる朝

 目を開けたら、まるで知らない匂いがした。紙とインクと冷めたコーヒーの混ざった匂い。鼻の奥がむずむずする。見上げれば天井の蛍光灯がうっすらと瞬き、周りではスーツの袖口がこすれる音、パソコンのキーをつつく乾いた音、薄い笑い声が薄い壁をすべっていく。

 職員室。だと思う。というか、そう書いてある札がドアにかかっていた。俺はその部屋の机のひとつに座っていて、机の端には白い名札。そこに大きく「天野空」とあった。

 天野空。知らない。いや、知ってる。俺の名前だ。けど、名札の下に貼られたテープに「教諭」と書かれているのは知らない。聞いてない。俺、昨日まで高校生。学校は行く側でもギリギリだったのに、なんでいきなり反対側に回ってんの。


 「天野先生、今日からよろしくお願いします」

 明るい声で近づいてきたのは二十代後半くらいの女性。ショートボブに控えめなピアス、シャツの袖はきちんと折られていて、笑顔がきれいだ。名札には「佐伯」とある。

 よろしくされても困る。俺はまだ、夏休みの宿題を白紙で出した記憶が最新の履歴の人間だ。

 「えっと、その……こちらこそ」

 口が勝手に社会人モードで動いてるのがこわい。心はまったく追いついてないのに。


 チャイムが鳴った。金属製のベルを指で弾いたみたいな音が、肺の奥まで届く。

 「では、一年三組、お願いしますね」

 佐伯先生がひと押し。ほんとに、ひと押し。俺は椅子から立ち上がって、足が勝手に廊下を歩き出す。誰がプログラムした、これ。

 廊下はやけに長く、窓の外の空は目にしみるほど白い。教室の前で立ち止まると、扉のガラス越しに、机の列、髪の色、顔の向き。その全部がいっせいにこちらを向いた。吸い込まれるような視線の圧。

 ドアを開ける。チョークの粉がふわりと舞う。黒板には大きく「新任・天野空先生」と書いてある。誰だ書いたの、いや俺の名だけど、俺じゃない。

 「お、おはようございます」

 声が情けないほど薄かった。教室の空気が、うすい鉄板みたいに冷たく広がる。

 「えー、先生、声ちっさ」

 前列の男子が肩をすくめて笑う。右のほうで女子がスマホを机の下にすべり込ませる。教室といういきものが、ひとりの新しい人間を舐め回すときの温度になった。

 「えっと、今日からお世話になります。天野です。空、って書いて……あ、いや、空で」

 自己紹介が崩れていく。掴んだフレーズが手の中で砂になって落ちていく感じ。

 「新人? 若」

 「ジャケットだぼだぼじゃん」

 「学生っぽい」

 笑いが小さな泡みたいにぱちぱち弾け、すぐに広がる。俺の頬が勝手に引きつって、耳のところに熱が集まる。

 だめだ。これ、だめなやつだ。


 次の時間、授業のことはよく覚えてない。教科書を開いて、黒板に線を引いて、何かを説明したような、してないような。ひとつだけはっきり覚えてるのは、最後に「質問はありますか」と言ったとき、後ろの席の子が「先生に質問、何年目なんですか」と真顔で聞いてきたことだ。

 「……一年目」

 「ですよね」

 間髪入れずに返ってくる肯定。クラスのどこかでくすくす笑いが漏れる。俺は黒板消しを持ち上げ、なぜかそれで自分の胸をぽん、と叩いた。意味はない。けど笑いが少しだけまるくなる。自分の情けなさにも、笑えてくる。笑うしかない、の間違いではあるが。


 昼休み。教室から逃げ出すみたいに廊下に出て、適当なところで曲がって、階段を降りて、職員室の前まで戻ってきた。戻ってきてどうするんだと思いながら、机に置いたスマホを掴む。ホーム画面の指が勝手に動く。検索窓に打ち込む文字列は、もう完全に現実逃避のそれ。

 「辞表の書き方」

 画面が一瞬でざらついた。砂嵐。昔のテレビでしか見なかったようなノイズが、指先から肘まで走る。

 「は?」

 瞬き。視界が裏返った。


 次の瞬間、俺は玄関に立っていた。

 狭くて、でも温かい、よく知っている……知ってはいないはずの玄関。壁にかけられた小さなリュック。靴箱の上に、ちいさなスニーカーがふたつ、つま先をそろえて並んでいる。

 「パパー!」

 転がるみたいな声が飛んでくる。その声が胸に直撃する前に、二つの小さな影が俺の腹に飛びついてきた。見事に押し倒されて、床の上でぺしゃんこになる。

 笑い声。鈴みたいな笑い声がふたつ、重なって跳ねる。

 「おかえり、先生」

 台所のほうから、柔らかい声。エプロンの紐を結びながら、黒髪のポニーテールがふわりと揺れて、ひとりの女性がこちらを向く。頬は白く、目は澄んで、笑ったときの口元が……見覚えしかない。

 白咲ユメ。俺がずっと画面越しに追いかけてきた、推し。人気の配信者。夜中まで笑って、朝方にアーカイブを見直して、それでも飽きないあの人。

 その人が、キッチンで味噌汁の湯気に目を細めている。エプロンに小さなトマトの刺繍。部屋着は淡い色のパーカー。髪は後ろでひとつに結ばれて、うなじがきれいだった。現実感ってこういうところで発動するんだな、ってどうでもいいことを考える。

 「え、なんで」

 情けない声が勝手に漏れる。

 「なにその顔。今日も大変だったでしょ、先生」

 さらりと近づいてきて、頬に軽く触れる。指先があたたかい。軽くキスされて、頭の中が真っ白になる。あの画面の向こうのアイドルが、柔らかく笑って、俺の頬に触れている。

 夢だ。夢に決まってる。けど、夢ってこんなに味がするのか。味噌汁の匂い、焼き魚の香り、フライパンの油が小さく弾ける音。双子の笑い声。


 「パパ、手、あらった?」

 小さな手が俺の指を引っ張る。リコ。もうひとりがラコ。ぱっと見、区別は難しいけど、目の動きと声の勢いでわかる気がしてくるのが不思議だ。俺の手はなぜか、いつもの流れを知っているみたいに洗面所へ歩き、蛇口をひねり、泡を作って指の間をこする。

 鏡の中の俺は、少しだけ大人びて見えた。いや、これは照明のせいだ。たぶん。知らないけど。

 食卓に座る。小さな座布団が三つと大きなクッションがひとつ。双子は座布団で正座を試み、すぐに崩れて笑いだす。ユメは椀を配り、俺の前にも味噌汁とご飯と焼き魚。湯気がまっすぐ上に伸びる。箸を取ろうとして、ふと手が止まる。ここまで自然に体が動いているのが、逆に怖い。

 「いただきます」

 俺が口にしたら、双子がそれに合わせて声を上げる。響きが三重になって、天井まで届く。箸を入れて、口に運ぶ。うまい。ちゃんと味がする。塩気の手前に甘さがいて、そこに香ばしさが追いついてくる。夢って、味覚まで再現するのか。いや、いまは細かいことはいい。

 「パパ、きょうはおこられた?」

 リコが口の端に米粒をつけたまま聞く。俺は思わず笑ってしまう。

「うん、ちょっとだけ」

 「じゃあ、がんばったね」

 ラコがまじめな顔でうなずく。その真剣さに、胸の奥がやわらかくなる。怒られたのに褒められる、という理屈の破壊。救われるのって、理屈じゃないんだな。


 食後、ユメはリビングの端にある配信スペースへ向かう。簡単な防音のボード、カメラ、ライト、マイク。机の上には小さなミキサーと、色とりどりのケーブル。俺はなぜだか、その順番を知っている。電源を入れて、メーターの光り方をチェックして、ノイズが乗らないようにダイヤルをほんの少しだけ左に回す。手が覚えてる、というより、体のどこかにあらかじめ書いてあるみたいに動く。

 「頼りにしてるよ、先生」

 ユメが椅子に腰かけながら、ちらりとこちらを見る。いたずらっぽい視線。配信のときの顔だ。でも、それが俺のほうに向けられているのが新鮮で、くすぐったい。

 「ねえ、ソラくん」

 「なに」

 「きょうも“やめたやめた”って言ってた?」

 胸のどこかがぎくりとする。今日は何度か、心の中で、あるいは小声で、それを言った気がする。やめたやめた。面倒。だるい。帰る。寝る。そういう逃げ道の合言葉。俺の口癖。俺の盾。

 「……言った」

 「そっか」

 ユメはふっと笑う。配信のときの明るい笑いではなく、近い距離の小さな笑い。目の端に光が宿る。

 「じゃあ、明日は“やめないやめない”で」

 さらっと言って、手元のメモにちょん、と印をつけるみたいにうなずく。それだけのことなのに、言葉が胸に残る。単純な言い換えが、違う意味を持って見えるときがある。逃げる言葉を、踏みとどまるための言葉にひっくり返すだけで、世界の向きが変わるかもしれない、なんて。

 ライトが点く。白い光がユメの頬を明るくする。背筋がすっと伸びて、画面の奥にいる何万人という人のほうに、顔が向く。けれど、配信前の最後の視線は、まっすぐこちらに投げられた。

 「じゃ、いってきます」

 「いってらっしゃい」

 自分でも驚くほど自然に返していた。家の言葉。帰る場所の言葉。俺の口から出るのが不思議じゃないのが、もっと不思議だ。


 配信が始まると、部屋の空気が少し変わる。笑いのテンポ、言葉の跳ね方、間の置き方。ユメはモニターの向こうで絶妙にふざけ、絶妙に甘えて、絶妙に真面目になる。そのたび、チャットが弾んで、音がないはずの歓声が壁の向こうで響くように感じる。俺はその横で、双子が眠くなるまで読み聞かせをし、そのあと歯を磨かせ、寝かしつけて、静かになったリビングで小さく伸びをした。

 ふと、窓の外を見る。夜の街は少し滲んで見えた。現実がぼやけているのか、夢のほうが鮮明なのか、自分でも判断がつかない。


 配信が終わると、ユメは椅子の背にもたれて深呼吸をした。おつかれ、の声に、俺はペットボトルの水を手渡す。彼女は一口飲んで、喉仏が細く動いた。ライトを落とすと、彼女の目の奥の緊張がほどけていくのが見えた。

 「今日もありがとう、先生」

 「いや、俺は大したことしてない。ボタン押したくらい」

 「そのボタンが大事なの。間違えたら、まるごと真っ暗だよ?」

 軽口に見えるけど、目はまっすぐだ。頼られているって、こんなふうに伝わるのか。頼られるの、悪くないかも、って一瞬思ってしまった自分にびっくりする。

 「それで、先生は?」

 「俺?」

 「学校の先生」

 言われて、昼のことが頭に戻ってくる。重たい視線。乾いた笑い。うまくいかなかった自己紹介。黒板の前で漂っていた自分の足元の不安。

 「最悪だった」

 正直に言う。見栄を張る気力は、夜の洗面所の明かりといっしょに流れていった。

 「でも」

 「でも?」

 「少しだけ、笑ってくれたやつがいた」

 言いながら、自分の声のなかに小さな灯りがつくのを感じる。ほんの小さなやつ。息を吹きかけたら消えてしまうかもしれないくらいの。

 「それなら上出来」

 ユメは言い切る。迷いがない。ためらいがない。

 「先生、笑わせる才能あると思うよ」

 「笑わせたんじゃなくて、笑われたんだけど」

 「最初はそれでいいの。境目なんて、ちょっと指で押したらすぐひっくり返る」

 彼女がソファの背に腕を乗せ、俺のほうに顔を傾ける。距離が近い。彼女の髪の匂いが、ふわっとする。声が少し低くなる。

 「ねえ、ソラくん」

「うん」

 「夢だと思う?」

 心臓がひとつ、間違ったリズムで打った。

 「正直、わからない。目が覚めたら職員室で、目を閉じたら玄関で、配信が終わると眠くなって……どっちが本物か、判定が出ない」

 「ふむ」

 ユメは腕を組んで、わざとらしく考えるふりをする。唇の端がちょっと上がる。

 「じゃ、いったん、どっちも本物ってことにしよ」

 「そんな雑な」

 「雑でもいいの。だって、どっちも今のあなたでしょ? 職員室でしょぼくれても、玄関で鼻の穴ふくらませて帰ってきても、どっちも天野空。なら、両方ちゃんとやればいい」

 さらっと言う。簡単に言う。でも、簡単に言われたほうが、返って胸に刺さることもある。

 「“やめないやめない”で」

 彼女はもう一度、同じ言葉を置いた。今度は、よりゆっくりと。言葉が丸ごと、俺の耳の中を通って、どこか奥のほうに沈むのがわかった。

 「……了解」

 「はい、いい返事」

 ユメが笑う。拍手してくれた。子ども扱いみたいで、でも悪くない。俺は肩の力が抜けたのを自覚する。背中が柔らかくソファに沈む。薄い毛布みたいな眠気が、足元から這い上がってくる。


 双子の寝息が奥の部屋から聞こえている。リビングの時計の針が、ゆっくり進む音。夜は長いのに、短い。目を閉じたら、全部が遠ざかっていく気がする。だから、もうすこしだけ目を開けていたい。ユメの横顔を、もうすこしだけ見ていたい。

 けれど、眠気はやさしくて、強い。まぶたは約束を守らない。


 目を閉じた。


 ――チャイムの音が鳴った。

 目を開けたら、また職員室だった。机の上にプリントの束。赤いペン。書きかけの日誌。さっきまで飲んでいたはずの水の代わりに、冷めたコーヒー。世界はいつでも、昨日の続きの顔をして待っている。

 机の隅に、小さな付箋が一枚。丸い字で、短いメッセージ。

 「やめないやめない、で。 ユメ」

 字の最後が少し跳ねている。彼女の声が紙の裏に残っている気がした。

 俺は付箋を指でなぞり、胸ポケットにそっと移した。誰にも見られないように。誰かに見せびらかしたい衝動を、ギリギリでこらえながら。

 深呼吸をひとつ。立ち上がる。足が床を蹴る感触が、さっきよりはっきりしている。


 教室の扉を開ける。黒板の前に立つ。三十の視線が、いっせいにこちらを刺す。昨日と同じ。けれど、ほんの少しだけ違うものもある。胸ポケットの紙の端が、肌に触れている。心臓が、その紙に合わせて拍を刻む。

 「おはようございます」

 声が昨日より大きい。自分でもわかる。クラスの前列、例の男子が首をかしげる。

 「一年目先生、きょうは声でかいっすね」

 「そう。今日だけ限定で、大声キャンペーン」

 「何それ」

 笑いが、昨日より柔らかい。机の上で指をトントン叩いていた子の指が止まる。窓際で外を見ていた子が、半歩だけこちらに顔を向ける。

 「じゃ、点呼から行くか。名前呼ばれたら、なんか好きなもの言って」

 「え、なんで」

 「先生が覚えやすいから」

 「ずる」

 「人生はだいたいずるでできてる」

 くだらないやり取り。だけど、くだらないことのなかに、ちゃんとした空気は生まれる。名前のあとに飛んでくる「焼き肉」「睡眠」「猫」「新発売のポテチ」「金曜の放課後」。それに対して「わかる」「わかる」「それもわかる」を連発していたら、最後列の子が「先生、わかるしか言ってない」と突っ込んできて、また笑いが生まれた。

 笑いが教室の中をひと回りして、ちょっとだけ居心地のいい温度に落ち着く。俺はチョークを手に取る。白い粉が指に付く。黒板に線を引く。昨日よりまっすぐ引けた。気がする。


 五時限目の終わり。廊下に出る。窓の外の空は、朝より少し青みが増していた。風が入ってくる。制服の袖口が揺れる。スマホを取り出して、画面を見た。そこにはもう、さっきの検索履歴は残ってない。

 代わりに、短いメッセージが通知に浮かぶ。

 「おつかれさま。オムライス仕込んだよ。帰ってきたら、ケチャップで顔描いてあげる。 ユメ」

 笑いがこぼれた。廊下でひとりで笑っているのを見られたら、きっとまた何か言われる。けど、もういい。今日はもう、ほんの少しだけ、言われても大丈夫な気がする。

 だって、帰る場所がある。夢か現実かは置いとくとして、俺に向かって「おかえり」と言ってくれる声がある。俺にぶつかって床に転がる双子の笑いがある。配信前にウインクしてくる人がいる。胸ポケットに入れた一枚の紙切れが、あたたかい。


 チャイムが鳴る。次の授業が始まる。俺は教室に向かって歩き出した。足取りはまだ頼りない。けど、昨日ほどではない。俺は内心で、小さく唱える。

 やめないやめない。

 その言葉が、足の裏にちいさなばねを入れる。跳ねるほどじゃない。でも、少しだけ歩きやすくなる。教室の前で立ち止まり、深呼吸をひとつ。扉を開ける。

 「先生、きょうは宿題あります?」

 開口一番の質問に、俺はわざとらしく考える顔をした。

 「じゃあ、宿題はひとつ」

 「えー」

 「帰ったら、“いただきます”って大きい声で言うこと」

 「なにそれ」

 「で、言ったら、自分で自分に丸つけること」

 「先生、それ宿題って言わない」

 「じゃ、復習」

 「もっと言わない」

 笑いがあふれる。机の横で頬杖をついていた子の目尻がゆるむ。窓から入った風が、黒板の端の紙を揺らす。俺はチョークを回して指に挟み直し、黒板に今日の題をゆっくり書く。

 白い線が、黒の上に静かに浮かぶ。その線が、思っていたよりも綺麗にまっすぐだった。

 俺は胸ポケットの上から軽く触れ、教室に向かって笑ってみた。まだ不器用だけど、たぶん昨日よりはうまく笑えた。


 やめないやめない。

 それは、俺が今日いちばん覚えた言葉だ。明日も、たぶん唱える。明後日も、きっと唱える。そのたびに、少しずつ声が大きくなればいい。少しずつ歩幅が広がればいい。少しずつ、誰かの笑いがあったかくなればいい。

 この世界が夢か、現実か。判定はまだ先でいい。いまはただ、呼ばれたら返事をする。笑われたら笑い返す。帰ったら「ただいま」と言う。そうやって一日をつないでいく。その真ん中に、俺がいる。

 そして、夜。玄関のドアを開けた向こう側から、あの声が聞こえるのを、俺はもう知っている。


 「おかえり、先生」

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