もう一度、ＡＩに聞いてみた　〜生成ＡＩによる小説の生成について〜

下東良雄

はじめに

　何やらAIによる小説の生成について、カクヨム界隈がざわついていますね。

　夏頃に『AIに聞いてみた　〜自分では分からないことを色々聞いてみた〜』という作品とも言えないようなモノを公開させていただき、読むヒトもいないし、クローズした矢先のことでした。

　今回は、改めていくつかの生成AIに「AIによる小説の生成について」質問し、意見を述べさせてみました。

　利用した生成AIは三つ。回答内容をそのまま転載しています。

1.　ChatGPT ver.5（OpenAI）

　一番有名な生成AIではないでしょうか。

　クリエティブな分野に強いと言われています。

　利用者にわかりやすく回答をまとめてくれるので使いやすい。

2.　Gemini 2.5 Pro（Google）

　最近シェアを伸ばしていますね。

　Googleの各種サービスの連携や、大量の情報処理に強みを発揮します。

　ChatGPTよりも優等生っぽい感じの回答が多いかな。

3.　Grok 3/4（xAI）

　Xを運営している企業の生成AI。数値的には高性能。

　革新的で挑戦的な試みを行っているイーロン・マスクっぽいAI（笑

　フランクな感じ。日本語がまだちょっと弱めな気がします。

　なお、質問の内容を見ていただければ分かる通り、AIを肯定も否定もするわけではなく、AIが文学・小説の世界に及ぼす影響や市場の変化、そしてその中で人間の作家としてどうあるべきなのかをAIに答えてもらっています。忖度のないAIの考え・意見をご覧いただき、皆様のお考えをまとめる一助にしていただければと思います。