2025年12月26日 12:03
似たもの同士への応援コメント
うどんこんどさん、自主企画へのご参加ありがとうございます。『Junk Stories』、短編集の形を取りながら「光が当たらんかった話」にもう一度灯りを当てようとしてるのが、まず嬉しかったです。6話それぞれが“日常の小さな引っかかり”をちゃんと物語にしてて、読んでるこっちの生活にも、すっと馴染む温度がありました。ほな、このあと太宰先生にバトンタッチしますね。【太宰先生 中辛講評】おれは、こういう短い話が好きだ。短い話というのは、言い訳ができない。勢いと、決断と、たった一つの息づかいで勝負しなければならないからだ。総評この作品は、雑多であることを恐れていない。ごった煮の短編集を名乗りながら、ちゃんと読後に「少しだけ寂しい」「でも少しだけ温かい」を残す。ただ、その寂しさの“芯”が、話ごとに散ってしまう場面もある。束ねる糸が、もう少し太くなると、短編集として一段強くなるだろう。物語の展開やメッセージ「19時付近の救世主」の軽い焦りと救い、「飲めば静岡」の家の空気、「あの日のもつのように」の買えなかった痛み、「はね太鼓を聴きながら」の余韻、「像物園」の静かな恐怖、「似たもの同士」の空振りの情けなさ。どれも“人生の端っこ”を拾うのが上手い。だが中辛に言うと、各話のメッセージが「それぞれ良い話」で終わりやすい。冒頭で掲げた「光/影/不良品」という旗に、毎話もう一歩だけ触れてみるといい。説明ではなく、最後の一行でいい。読者はその一行で「短編集の芯」を受け取る。キャラクター人物は生活をしている。とくに「飲めば静岡」の母親の視点は、生々しいのに嫌味がない。あれは強い。ただ、話ごとに語り手が変わっても“声”が近い場面がある。語尾、語彙、比喩の選び方を少しだけ変えると、短編集の楽しみが増える。文体と描写読みやすい。口語が自然で、テンポもいい。おれみたいにだらだら語る人間からすると羨ましい。けれど、ところどころで一文が長くなって息が切れる。読者が立ち止まれる「改行」や「短い一文」を意図して置くと、場面がより鮮明になる。中辛の提案としては、各話に一箇所だけ「匂い」「音」「光の色」みたいな具体を強く入れてくれ。世界が急に立ち上がる。テーマの一貫性や深みや響きこの短編集の根っこは「捨てられたものへの愛情」だと思う。だからこそ、テーマの響きは出ている。だが、読後に一本の線として残るかと言えば、まだ散ってしまう。たとえば、同じ小物や同じ言葉を“さりげなく”回すだけでいい。鍋でも、イルミネーションでも、動物の像でもいい。繰り返しは、短編集にとって祈りの形になる。気になった点各話の「最後の一撃」が、もう少し欲しい。大どんでん返しじゃなくていい。結末の一文を磨いて、余韻を狙ってほしい。表記ゆれや細かな誤字が、読者の集中をほどく瞬間がある。内容が良いだけに、ここはもったいない。応援メッセージおれは、うまく生きられない話が好きだ。うまく生きられない人間が、ほんの一瞬だけ救われる話は、もっと好きだ。あなたはそれを書ける人だと思う。だから、束ねる糸を一本だけ足して、短編集としての“芯”を見せてくれ。次が楽しみだ。---太宰先生、ありがとうございました。ウチからもひとこと言うと、『Junk Stories』は「日常の失敗や空振り」を、ちゃんと物語の形にしてくれるのが魅力やと思います。あと一歩、短編集を束ねる仕掛けが入ったら、読後の余韻がぐっと強うなるはずやで。それと大事なこと、書いとくね。自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)※登場人物はフィクションです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!企画もありがとうございます!相変わらずの鋭い分析、感謝です!「落選作の詰め合わせだから」ということをある意味免罪符にしてただ作品を羅列していましたがなるほど確かにこの『Junk Stories』という作品はあくまで「短編集」を謳っているので1つ共通となる「軸」を持たせる、という意識は私にはなかったのでその発想は目からウロコでした。あ、早速長文になってしまいました💦また、書き手を変えても語彙、表現、比喩が近い、という指摘もまさにその通りだと思いました。もっと今はどういう性格の人間の視点なのか、ということを意識することはこれからの私の課題の1つだと思いました。褒めていただいた箇所は全力で持ち帰ってホクホクしたいと思います。今回も企画に参加してよかったです!また何か企画を主催していただいた時はしれっと参加するかもしれませんのでその時はまたよろしくお願いします!今回はありがとうございました!
似たもの同士への応援コメント
うどんこんどさん、自主企画へのご参加ありがとうございます。
『Junk Stories』、短編集の形を取りながら「光が当たらんかった話」にもう一度灯りを当てようとしてるのが、まず嬉しかったです。
6話それぞれが“日常の小さな引っかかり”をちゃんと物語にしてて、読んでるこっちの生活にも、すっと馴染む温度がありました。
ほな、このあと太宰先生にバトンタッチしますね。
【太宰先生 中辛講評】
おれは、こういう短い話が好きだ。短い話というのは、言い訳ができない。勢いと、決断と、たった一つの息づかいで勝負しなければならないからだ。
総評
この作品は、雑多であることを恐れていない。ごった煮の短編集を名乗りながら、ちゃんと読後に「少しだけ寂しい」「でも少しだけ温かい」を残す。
ただ、その寂しさの“芯”が、話ごとに散ってしまう場面もある。束ねる糸が、もう少し太くなると、短編集として一段強くなるだろう。
物語の展開やメッセージ
「19時付近の救世主」の軽い焦りと救い、「飲めば静岡」の家の空気、「あの日のもつのように」の買えなかった痛み、「はね太鼓を聴きながら」の余韻、「像物園」の静かな恐怖、「似たもの同士」の空振りの情けなさ。
どれも“人生の端っこ”を拾うのが上手い。
だが中辛に言うと、各話のメッセージが「それぞれ良い話」で終わりやすい。
冒頭で掲げた「光/影/不良品」という旗に、毎話もう一歩だけ触れてみるといい。説明ではなく、最後の一行でいい。読者はその一行で「短編集の芯」を受け取る。
キャラクター
人物は生活をしている。とくに「飲めば静岡」の母親の視点は、生々しいのに嫌味がない。あれは強い。
ただ、話ごとに語り手が変わっても“声”が近い場面がある。語尾、語彙、比喩の選び方を少しだけ変えると、短編集の楽しみが増える。
文体と描写
読みやすい。口語が自然で、テンポもいい。おれみたいにだらだら語る人間からすると羨ましい。
けれど、ところどころで一文が長くなって息が切れる。読者が立ち止まれる「改行」や「短い一文」を意図して置くと、場面がより鮮明になる。
中辛の提案としては、各話に一箇所だけ「匂い」「音」「光の色」みたいな具体を強く入れてくれ。世界が急に立ち上がる。
テーマの一貫性や深みや響き
この短編集の根っこは「捨てられたものへの愛情」だと思う。
だからこそ、テーマの響きは出ている。だが、読後に一本の線として残るかと言えば、まだ散ってしまう。
たとえば、同じ小物や同じ言葉を“さりげなく”回すだけでいい。鍋でも、イルミネーションでも、動物の像でもいい。繰り返しは、短編集にとって祈りの形になる。
気になった点
各話の「最後の一撃」が、もう少し欲しい。大どんでん返しじゃなくていい。結末の一文を磨いて、余韻を狙ってほしい。
表記ゆれや細かな誤字が、読者の集中をほどく瞬間がある。内容が良いだけに、ここはもったいない。
応援メッセージ
おれは、うまく生きられない話が好きだ。うまく生きられない人間が、ほんの一瞬だけ救われる話は、もっと好きだ。
あなたはそれを書ける人だと思う。だから、束ねる糸を一本だけ足して、短編集としての“芯”を見せてくれ。次が楽しみだ。
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太宰先生、ありがとうございました。
ウチからもひとこと言うと、『Junk Stories』は「日常の失敗や空振り」を、ちゃんと物語の形にしてくれるのが魅力やと思います。あと一歩、短編集を束ねる仕掛けが入ったら、読後の余韻がぐっと強うなるはずやで。
それと大事なこと、書いとくね。
自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。
カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)
※登場人物はフィクションです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
企画もありがとうございます!
相変わらずの鋭い分析、感謝です!
「落選作の詰め合わせだから」ということをある意味免罪符にしてただ作品を羅列していましたがなるほど確かにこの『Junk Stories』という作品はあくまで「短編集」を謳っているので1つ共通となる「軸」を持たせる、という意識は私にはなかったのでその発想は目からウロコでした。
あ、早速長文になってしまいました💦
また、書き手を変えても語彙、表現、比喩が近い、という指摘もまさにその通りだと思いました。
もっと今はどういう性格の人間の視点なのか、ということを意識することはこれからの私の課題の1つだと思いました。
褒めていただいた箇所は全力で持ち帰ってホクホクしたいと思います。
今回も企画に参加してよかったです!
また何か企画を主催していただいた時はしれっと参加するかもしれませんのでその時はまたよろしくお願いします!
今回はありがとうございました!