やり直すことはできなくても、物語の中でだけは「自由」ただ、あくまで書き手の中でだけの「自由」。でもこれが救いになるのなら、多分、絶対、間違っていないはず「刻む」ということの重さを改めて考えさせてもらえた作品でした。
そんな息遣いが聞こえてきます。厳しい言葉の裏にある優しさ。真実なんて知りたくなかったでしょうが、それで今度は空想の中で生きていくのかもしれません。鏡合わせの物語だというところが、これまた皮肉めいています。これからもずっと、生き続けて欲しい。