本作は、人間であるとは何かを残酷に問い続けるダークファンタジー。救いたい一心で踏み込んだ一歩が、少年を化物へと突き落とす。断罪、管理、暴力、そのすべてが積み重なり、少年へと襲い掛かり、その恐怖と孤独を丁寧に描写され、引きこまれます。主人公が人間であることを守れるのかどうか、気になる序盤でした。
「消えたくない」という一つの願いが全てを動かす。ハグレモノ討伐の過酷さと、仲間との出会いがもたらす温かさの対比が秀逸で続きが気になる。