主人公は小学生。
もののけに好かれる性質である。
また、みずからももののけを好いている……たぶん。
学友たちよりは気を許せる仲間だと思いかけている。
そんな主人公を、おなじく「見える」父親は心配している。
ただし、無理矢理祓ったりはしない。
心強い「影」、経験豊かでいざという時頼りになるけど対価は必要な「猫又」、そしてこちらは正真正銘、子猫のメトロ。
そんななかまとの日々を過ごすうち、主人公は道にしゃべる生首が落ちているのを見つけてしまう……
いやもう定員オーバーでしょう?!
しかしそこは主人公の度量、胴体を探す生首の頼み事を聞いてあげるうちに。
親密な関係がさらに親密に、そしてちょっと苦手だった人ともすこし距離が近づく、可愛い物語です。