ゆえあって妖しの姫、生首になる。 そこで怪異を覆滅することを目指す青年官吏に出逢い、すこし話をする仲になる。 博覧強記の文車妖妃の面目躍如。 その語りは縦横無尽、とくに彼女に興味のなかった青年もいつしか興味を惹かれ…… そろり、そろりと忍び寄るは妖妃の手ならぬ妖しの言葉。 青年の過去の蓋を開いてゆく。 最後に青年を待ち受けるのは…… 哀しい思い出と、優しい狂気と、すこやかな魂の語る言葉が織りなすあやかし絵巻