さらば俺の人生 不定期
@Kiryu2341
第1話 始まり
俺は横井 唯。俺は金がなく自暴自棄になっていた。はぁーどうしたものか。なんとなくで東京に上京してきたが、それが間違いだった。結局、東京に来たって何にも変わらなかったし、もうどうでも良くなっていた。気づけば、夕日は沈み、街は暗くなっていた。俺は電気代をすでに滞納しているので、スマホと風呂や食事以外に使う事はない。それに向かいが、鉄道なので1日中1時間に最低でも10回は前を通り過ぎる。バイトの時間が近くなり、着替えて、玄関を出た。
その時、お隣のおばさんが犬の散歩から帰ってきた。
「あら、久しぶり。大学の方はどう?」
「まぁまぁってとこっすね。」
いつも通りの挨拶を終え、おばさんの犬のポチと馴れ合う。
「もしお金に困っているのなら、いつでも相談してね。いくらか、アテはあるから。」
「マジっすか、ありがとうございます。実は学費を払うのがギリギリで。家に仕送りもしてもらってるんですけど…」
「なら明日、うちに来てちょうだい。」
「わかりました。恩にきます。」
もう犯罪にも手も染めてもいいと思っていた。
とにかく稼げればどうでもいい。もちろん、あの年齢で犯罪はないと思うが。ともかくおばさんのお別れを言い、玄関の鍵を回した。
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