このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(130文字)
世界観や世界設定、ストーリーなど、すべてが清らかな透明感に包まれていて、拝読していると心が洗われるようです。司書さんが植物に読み聞かせる星々のお話も内容が深く、どのお話も儚くも美しく、破滅的だけど救いや戒めがあるものばかりです。とても含蓄があり、内容の深いお話でした。二人の絆の深さも感動的です。成長と変化、そして二人の行末から目が離せません。もっともっと評価されて多くの人に読んでもらいたいと思える作品でした。ありがとうございました。
とても質の高い、童話や寓話をオムニバスで楽しめます。各エピソードのクオリティがとにかく高い。そして、メインコンセプトもステキ。滅びの物語でタネが育つ、という対比が美しい。ひたすら退廃的で、デカダンっぽさがずーっと漂っているので、タネが育つという要素が際立ち、その濃淡で作品全体のレベルがぐっと上がっている印象。ライトなのに骨太。これって矛盾しないんですね……