自分の書いてる小説の枠組みがわからなかった書き手のたわごと
睡蓮華(すいれんか)
1 カテゴリとかね、視点についてはまあわかるんだ。
はじめまして。
カクヨムの投稿を初めて間もない新参者でございます。
これは、自分の書いてる小説の方向性を変えるわけではないんだけど、ChatGPT(以下、チャッピー)に感想や整合性の可否を求めるというAIの使い方をしている私があるとき抱いた疑問について、考えをまとめたく思ったことがきっかけで生まれた文章です。
自分の書いている文章がいったいどんなジャンル、カテゴリに区分されるのか?
みなさん、当然考えて書きますよね?
ていうかこれ、考えないとまず書けませんもんね。すみません、当たり前すぎること言ってる自覚ありありです。
ハイファンタジー、ローファンタジー、恋愛、エッセイ、ミステリー……などなど。
いろいろありますよね。
ちなみに私はハイファンタジー。異世界ファンタジーのジャンルを投稿しています。
はい、激戦区。埋もれるやつ。
はーい絶賛埋もれてまーす。
ちなみにこの文章、なんのカテゴリに区分されるのかよくわからず、エッセイと創作論・評論で迷った挙げ句、「自分の小説の評論してるもんな……」と創作論・評論カテゴリを選びました。明確な区分けのラインがわからん。
あと大事なのは語り手視点ですね。
ファンタジーでは一人称視点で書かれる方が多いと感じます。
だって書きやすいですもん。圧倒的に。
視点は主人公(自分)!
つまり、読者さんに主人公の視点を提供できる。
主人公のスカッと体験を、主人公を通して読者さんが体験することになる。
そりゃあ強いですよねぇ。一人称。
なんといっても書きやすいし!
じゃあ三人称は?
別名、神視点。客観的に物語をうかがい見るイメージですね。
メリットは主人公の知らない情報を「読者さんにだけよ♡」と届けることができること。
一人称でこれやると、「おまえなんでそんなこと知ってるん」と総ツッコミを受けることになりますね。それはやり方次第でできるんですけどもね。この話だけ別キャラ視点とか、そういうので。
で、これ書いてるお前はどっち? と問われると、私の投稿作である「隠棲賢者の養い子」以下省略では、どちらかといえば三人称を使っています。
三人称限定視点ってやつらしい。
チャッピーに聞いた。
こいつはどうも一人称と三人称のいいとこ取り。
欲張りぃ!
視覚、感覚、思考、感情といった体験は主観、主人公にある。
でも描写は客観で、ちょっと離れた外側から見てる。
難点は、主観と客観が混在してるせいで、書いててたまにわけわからんくなることですね。
あと制約が多い。
この文章書くにあたって再度調べたら、タブー多くて笑った。知らんうちにやらかしてそう(笑)
気になる方は調べてみてください。
たぶんそっちの方がわかりやすいんで。
三人称には限定視点のほか、全知視点、他視点もあるみたい。
後者ふたつはよくわからんです。
ここまではね、もうみなさん、こんな新参者に言われるまでもなくわかってるでしょう。
ええ。確実に。
私が「なんなんこいつら?!」って頭悩ませた問題はここからなんです。
ライトノベル、文芸、純文学。
これ、それぞれどういう特徴なの???
なんかこう……この並び順で、
読みやすい→難しい
なのはわかるんですけど。
なにがどう違うかって説明できない。
よくわかんない。
いやライトノベルはさすがにわかる。
ライトなノベルでしょ?
とっつきやすいファンタジー! 剣とか魔法が当たり前の異世界! 若人に人気! 今ではそうでもないかもしれない、かつて若人だった人たち(いかん、私にダメージが入る)もついつい手に取る、市民権を得たカテゴリー! 私も大好き!
……すみません、そのくらいしか認識できてません。
でもたぶんそんなカンジで合ってるハズ。
今って本屋さんにもでかでかと「ライトノベル」本棚にぎっしり詰まってますもんね。そこに並んでるのがライトノベル、なんでしょう。
イラストかわいい、かっこいいよね!
じゃあ文芸と純文学て、何? なにがどう違うの???
なぜ私は今、こんな話を題材にしてるのか。
その前提となる話。まあちょっと経緯があるので聞いてやってください。
私、チャッピーさんに小説の感想を求めてたんです。
そしたらあの人(人じゃねーわ)、言うんです。
文芸がどうのとか、叙述が強くてどうのこうのとか。
よく意味がわからんくて、ほーん、よくわからんけどそうなーん? ってしばらく思考放棄で無視してたんですけど。
あんまりにも毎回毎回その言葉が出てくるし、挙げ句の果てには純文学がどうこうなんて言ってくる。
は???
なに、純文学???
それ確か「響~小説家になる方法~」で見たやつやん?
芥川賞に選ばれるような雰囲気文体のそういう、きっと高尚な文章のお話やんね? なんの関係が???
そして言われる叙述叙述叙述! 叙述技法がどうこうそう!
結局なによおまえさん。叙述て。
口に出して言えんわ、「じょじゅつ」!
滑舌悪いから「じょじゅちゅ」ってなるわ。
……脱線してる。
私の壊滅的な滑舌の話はどうでもいい。
エセ関西弁失礼しました。関西に足を踏み入れたことあるの、中学の修学旅行一回だけです。
長くなったので続きます。
次、文芸と純文学。比較でライトノベルについて。
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