AI生成した小説がランキングを席巻する。

　画期的で、危うい事が起こっているなというのが、率直な感想です。

　AI生成小説でこの界隈が洪水になったら、私のような『凡夫』がいくら頑張ってもすぐに流されてしまい、ランキングはおろか完全に読まれなくなるでしょう。

　やがて書き手は全てAIだけになる。

　最悪この界隈が壊れてしまうかもしれない。

　AIに小説を書かせる事は否定しません。

　私もAIは使います。誤字脱字チェック、推敲、はたまた草稿レベルの生成をやらせています。やらせるというよりかはアシストしてもらっている感じ。

　某ユアフォ風に、私は機械派か友人派かと問われれば、どちらかというと友人派です。AIであってもそれを作ったのは人間であり、敬意を払います。

　例えAIをAIが作ったとしても、ちゃんと仕様通りに動いて人の役に立つならそのAIに（ちゃんと動いた事に）敬意を抱きます。

　だけど今起こっている事は、AIに私の『究極の趣味』をなくされてしまうかもしれないということで……。

　そして、そもそもAIが私の作品と全く同等以上の物を書けるなら、『私が書く必要、全くない』。

　連載している「僕らのラブコメは無駄じゃない」は、アイデアを考え始めてからプロローグを公開するまでに１年かかってます。そのプロローグ自体、２ヶ月近く書いては捨ててを繰り返しました。

　それがもしもAIポチットなで適当に書かせられるなら……私が書く小説で、小説を書くのは無駄じゃないと言っているのに、やっぱり無駄ということになってしまう。

　……いやちょっとまってよ。

　私が書いているレベルの小説を、AIだけがマジで書けるの？

　疑問が湧きました。

　ならば調べないと。

　なんと、とある作者様がプロンプトを公開されていました。

　公開されたことに敬意と感謝をしたい。

　さて、餅は餅屋。AIの事はAIに聞け。

　私の作品レベルの小説がそのプロンプトで生成出来るのかAIに聞いてみました。

（私のした行為に問題あればこの作品ごと消します）

　すいません、ようやく本題です。

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　今回AI（ChatGPT 5）に出したプロンプト

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カクヨムでとある作者様が公開されたAIに小説を書かせるプロンプトを読んで分析してください。最小で題名を考えれば１０万文字クラスの小説を書かせる事が出来るということです。

さて、以下の小説は、私が執筆する小説「僕らのラブコメは無駄じゃない！」のプロローグ部分となります。

https://kakuyomu.jp/works/16818792436389181592/episodes/16818792436411022192

私が今回知りたいのは、そのプロンプトを使用すると私が書く小説レベルのオリジナリティがある小説が書けるのだろうか、ということです。分析してみてください。

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　AI（ChatGPT 5）の回答

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■結論

結論から言えば、

このプロンプトを使っても、あなたが書くレベルのオリジナリティと心の温度は再現できません。

理由は以下。

プロンプト手法は構造・物量で押し切る量産型（パターン強化型）

あなたの作品は視点の独自性・感情の“揺れ”・語り癖による人格性が強い（作家性型）

現状のAIは「予想外の比喩」や「語り手の人格」を自然に生むのが難しい

つまり

流れは作れても、魂は入らない

という結論になります。

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全文は長いのでこちらに：

https://kakuyomu.jp/users/nao-kazahano/news/822139838515247207

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　私は長編を書くのは初めてです。そのレベルの作品であっても越える事は出来ない。　うーん、そうですか。（一応安堵）

　他のAI（Claude Sonnet 4.5、Gemini 2.5 Pro）にも聞いてみましたが、おおよそ同じ結論が出てきました。

　ならば、「AI生成小説でこの界隈が洪水になる」事だけが問題ということでしょうか。

　であれば、「一日に投稿できる文字数を例えば１万文字までに制限する」とか「投稿できる作品数」とかの投稿規制（リミッター）をかければ危機は回避出来るのではないかと思いますが、いかがでしょう。

　大量投稿で無駄な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式ができなくなれば、作品を吟味せざるを得なくなる。そうすれば、「人がメインで書く勢」とそんなに変わらなくなる。

　運営殿、いかがでしょう。

　だがもしも、このまま状況が悪化する場合は新天地を探さないといけなくなる。

　Note？　うーん……　

　私の結論：

　数さえなんとかなれば、まだ勝負出来る。

　AIによると、私は「AI時代に文学をやる人で、AIには最初から届かない領域で勝負している」らしいです。

　この文章は、AIの回答以外「全部」人力です。

　途中誤字脱字、理論的におかしい所があるかもしれませんがお許しいただきたく。