第四十六話
私は
私は門番に促されて、そのイスに
それはこの魔族の女性が持つ、
なので私は単純に、この魔族の女性を
「まあ、手を
私は
「い、いえ。分かりません」
すると女王と思われる人は、やはり静かに答えた。
「手を下ろして、仮に
それを聞いて私の全身は、ガタガタと
「お主、人間だな?」
「は、はい」
「お主、名は何と
「は、はい。リーネと申します」
「ではリーネ。お主はこの国に
「は、はい。
「ふうむ。なるほど……」
それから女王と思われる人は、
「ふうむ。まあ、ウソは言ってないようだな……」
私はその言葉を聞いても、
「妾はこの魔族の国の女王、ラソミだ。
すると次の瞬間、ラソミ女王の両側に二人の男性が現れた。私から見て左に、太って背が低い男性の魔族。そして右側には、
そして私は、考えた。この二人が突然、現れた理由を。それはおそらく、瞬間移動だろう。私たち人間も、そしてエルフも瞬間移動の魔法を研究している。それは正に、夢の魔法だからだ。
でも魔族はその魔法を、あっさりと使った。しかも、誰が使ったのか分からない。だからひょっとすると、魔法ではないのかも知れない。魔法ではない、別の方法で瞬間移動したのかも知れない。そう考えて私は
するとラソミ女王は、思い出したように聞いてきた。
「それにしても、
私はここでウソを言ったら、ホントにマズイことになると思い正直に話した。
「正直、
するとラソミ女王は、鼻をフンと
「ふん、
そして立ち上がり、胸を
「それに
それを聞いて、私は思わず言ってしまった。
「なるほど。つまり魔族は、
するとラソミ女王は、ブチ
「だ、だーれが陰キャぼっちだ?! こ、殺す! この人間の
そんなラソミ女王を見て、痩せた魔族が
「お、おやめください女王! そんなことをしたら国際問題になります!」
太った魔族は、私を
「こ、これ! 人間の小娘! お前は早く女王に
え? ラソミ女王の即死魔法で殺される? い、
「申し訳ありません、女王! もう二度と、魔族のことを悪く言ったりしません!」
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