このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(103文字)
スキルものってスキルを「詠唱」。つまり名前を呼んで初めて発動する。じゃあそれの読み方が分からなかったら……?なかなりぶっ飛んだお話。読んでるうちにだんだん適応してきて何となく読み方が分かるようになってきて逆に普通のスキル名を変な風に読めるんじゃないかと勘繰ってしまうおかしな癖が出来ます。みんなも読み方を予想しながら読んでみて下さい。
“スキル不全者”という絶望的設定を、圧倒的な語彙力と構成で魅せる秀作です。世界観説明が理詰めで読みやすく、会話テンポも抜群。SF的リアリティとラノベ的勢いの融合が見事。タイトルに反して内容は極めて知的で、次第に深まる謎と成長への期待が止まらない良作です!