小説の書き方を擬人化してみた④教養小説
名前 学(まなび)
私は学なの。
よろしくお願いしましゅ……ごめんなさい、嚙んじゃった。
一人称 私
二人称 さん あなた
口調 なの なのです です
口癖 あ! それ知ってる。実は~です。
年齢 15歳
容姿 三つ編みで圧ぶち眼鏡をしている。
そのせいで地味だが、髪をほどき眼鏡を取ると美人に。
体格は小柄。
自分に自信がなく、地味な服が好み。そのせいで、伏線回収と仲良くなった。
でも、内心では派手な格好にあこがれを持っている。
目はやや細目。
職業 高校生
趣味 読書 クイズ
好物 パンケーキ
性格 控えめだけど、内心で色々とため込んでいるタイプ
良心は共働きで、忙しく、幼少期あまり構ってもらえなかった。
そのせいで、子供のころから本ばかり読み、目が悪くなるとともに、人と話すことに苦手意識を持つようになった。
「店長。実はお願いがあるんだ」
「一体何かな、伏ちゃん」
「実は友達がバイトしたいって言ってるんだ」
「伏ちゃんの友達、なら大歓迎だよ」
「ありがとう店長。でも、あまり派手なことを好まない子だから……、内の店に会うのかどうか……」
※1
「大丈夫、そんな子をその気にさせるの得意だもん」
「あ~、これは……」
「やっぱり、私みたいな地味な子がこんな店に来るなんて変なのね……」
「そんなことないよ〜。とりあえず、髪ほどいて、眼鏡を外してみようねぇ~」
「いや、これは」
「って、っすごい美少女。こっちの方が似合ってるよ」
「やめて恥ずかしいの!」
※2
「とりあえず、可愛らしい服にあこがれて内に来たんだよねぇ~。
なら、萌に任せて学お姉ちゃん」
「ただし、この人年上だよ」
「伏ちゃん、余計なこと言わない!」
「これは幾らなんでも派手すぎなの」
「ちょっと、胸と肩が出てるだけよ」
「で、でも〜」
「自分を変えたいのよね」
「それでもこれは無理なの!」
「なら、ぼくが学ぶちゃんの服をコーディネートしてあげるよ」
「自信満々だね。期待してるよ」
「えっと、なんでメイド服の上からパーカー着てるの、伏ちゃん」
「これくらいのほうが落ち着くし……。
やっぱりぼくなんかのコーデだめだったかな」
「その、落ち着くけど……、私としてはもう少し派手な服がいいの」
「あなたたち、こんなところで何をしてるのよ」
「えっと、この人誰なの」
「この人はクライシスさんだよ。
店長の知り合いで……」
「ここの大家けん、喫茶店オーナーをしてるわ」
「いま、学さんのバイト服を選んでるんだけど」
「なら、参考までにうちの服を見る。
ここの服は、なんというか、刺激が強いし」
「可愛い! シックなデザインなのに、ところどころでフリルが効いてる。
ぜひ、私をあなたのところで働かせてください」
※3
「横槍なんて、ずるい」
「でも仕方ないよ。初めから、学ちゃんがうちに合わないって分かっていたし」
※4
※1これはフラグだよ。
※2 萌が思うに、教養小説で新しい知識を得て驚くのは眼鏡っ娘が眼鏡を外すと美人だったと気がつくのと同じ衝撃だよ。
要するに自分が思っていたのと違う景色を見て驚いてるんだから。
害獣ハンター大河①で、一般論→真実で間違いを正すっていうギャップ萌展開を取り入れてみたんだ。
※3 次々と問題をぶつけ、最後に解決する。
そうして答えを導き出すと、浅い知識でも試行錯誤した上で答えを出したように見えるわ。
害獣ハンター大河③で使った技法よ。
※4 ここで※1のフラグを回収したよ。
事前に謎、問題を置いて後で答えを出す。
読者もこれはどうなるんだろうって、一緒に考えてくれるから、推理以外能がないぼくでも賢く見えるんだ。
害獣ハンター大河②でやった技法だよ。
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