第2話 正々堂々と
能登「無事ついて良かったわ。」
新田「逆に私と一緒に来てつかないなんてこと有り得ませんからね。」
能登「確かにそれはそうやな。」
新田「はぁ...。」
能登「なんでそんな顔するん?」
新田「あぁ、えーと、うん。...頑張りましょ。」
能登「ええ??」
新田「能登さんは知らないかもしれないけど女性声優が男性と並んで歩くのって色々言われるんですよ。」
能登「え、そうなん?あ、ごめん。まじで知らんかった。」
新田「別に私も人気声優とかでは無いので撮られるよなことは...。いや、逆に能登さん経由で撮られるのでは?」
能登「え?俺?んなわけないやん!...とも言いきれんか?」
新田「まぁ、賞レース強いですからね。」
能登「強いわけやないけどな。決勝に行ったことがあるだけや。」
新田「能登さん的にはそんな感じなんですね。」
能登「まぁ、あれ運みたいなところあるしな...。」
新田「確かに常連組が2回戦とか3回戦で落ちますからね。」
能登「...めっちゃお笑い好きやん。」
新田「え?」
能登「ふつーの人は賞レースの2回戦とか3回戦の戦歴なんて気にせんのやで。」
新田「いや、能登さんと喋ってるからいいかな...って。」
能登「え、そんな気許してくれた?」
新田「だって劇場通ってることもバレたじゃないですか。」
能登「そんな隠さなかんこと?」
新田「事務所からのブランディングがあるんですよ。私の特技見ました?」
能登「えーと、カリンバ?」
新田「正解。」
能登「やったことないん?」
新田「あるけど1、2回。」
能登「特技って何?」
新田「本当は麻雀とか描きたかったのに、事務所NG出て。」
能登「新人声優ってカテゴリーだからなん?」
新田「恐らく。」
能登「へぇー、別にいい気がするんやけどなぁ。事務所違うとそんなもんなんか?」
新田「事務所違うって言うかカテゴリーが違いますからねぇ。」
能登「こんだけお笑い好きやったら養成所入ろうって思わんかったん?」
新田「うーん、考えたんですけどね。人とやるの考えられなくて。」
能登「1人でやる選択肢あったやろ?」
新田「ちゃんと習ったらバキバキに心折られそうだったんでアマチュアでいいかなぁって。」
能登「え、アマチュア?ピンの大会出てるん?」
新田「あ...。」
能登「どんどん変なところ出てくるやん笑
新田さんって結構変な人やな。そういうの好きやな。」
新田「やりたがりってだけですよ。普通に1回戦で落ちるし。」
能登「挑戦するだけで凄いと思うで。えー、今度ネタ見せてや。」
新田「嫌です。」
能登「なんでなん。そこまで言ったなら見せてぇや。」
新田「友達になったら見せます。」
能登「まだ友達やなかったんかい!」
@能登遼太 (@ryo_noto)
新しいお仕事を頂きました。
発表まで暫くは楽しもうと思います。
@新田陽依 (@hiyori_official)
今日もまた名前を間違えられました( *´꒳`* )
安定すぎて面白い笑
この話もまたしてみたいです(o・・o)/~
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