恋せよ馬鹿野郎

柊 宙

第1話

ずっと好きだった。

ずっと憧れていた。

君と見つめ逢えたら。

君と触れ合えたら。

教室の隅にいる僕と、中心にいる君。

そんな正反対だったはずの君は今、僕の腕の中で永遠に眠った。

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