SNS映えを求めた先で出会ってしまう、正体不明の"何か"――複数の投稿形式(体験談、掲示板、Q&Aサイト)を巧みに組み合わせた構成が秀逸で、少しずつ真相が繋がっていく仕掛けにゾクゾクさせられます。日常に潜む禁忌をリアルな文体で描き出す筆致が見事で、ネット独特の空気感の再現度も高く、読み進めるほどに不穏さが増していく展開から目が離せませんでした。