泉の女神と寡黙な樵のやりとりがとても賑やかで、読んでいて思わず笑ってしまう場面がたくさんありました。斧をきっかけに、誰かの不遇さや優しさが少しずつ報われていく流れが印象に残り、軽やかな雰囲気の中にも、読後にそっと温かさが残るお話だと感じました。