第七話 見せてやれ!これがおまえの闘いだ

 朝から強い日差しがあたりを照らし、そう遠くない夏の訪れを予感させる一日の始まり。ここ市立妥当曲だとうきょく中学校の通学路では夏服に衣替えした生徒たちが、仲間同士、互いにまだどこか見慣れない気恥ずかしさを抱えながら登校していた。

 そんな中、ほぼ一週間ぶりにこの道を歩んでいく轟武とどろきたけるの姿があった。大きな身体に白さがまぶしい開襟シャツがよく似合っているが、その表情はなぜか浮かない様子だった。

 本来の武なら、夏の到来にいてもたってもいられず、駆け出していただろう。しかしいま、彼の頭の中は他のことでいっぱいだった。

 それはつい先日まで教えを請うていたアンドレと、その乗機ジェントル・ジョルジュが見せた、あの圧倒的な強さについてだった。レスナーBが勝負を決める間に楽々敵を粉砕したその実力を、武ははじめ素直に称賛していたのだが、時が経つにつれだんだん悔しくなってきたのだ。

 それは武のファイターとしてのサガであろう。自分とレスナーBより強い者の存在が許せない。アンドレは師匠だが、それが頭では分かっていても我慢ならなかった。それに、ジェントル・ジョルジュ以外にも、まだあの、謎のスーパーロボットがいる。

 あの日の、あのたった十三秒の闘いがいまでも脳裏に焼きついていた。短いが故に、幾度も頭の中で流れるあの映像。あいつともいつかは決着をつけなければならない。武は自分がもしジェントル・ジョルジュやあの謎のロボと闘うなら、というシミュレーションを延々繰り返していた。

 そんな武の目に、前方を行く相原美月あいはらみづきの姿が目に入る。彼女もまた、他の生徒同様、夏服に衣替えしていた。濃紺から白がベースのセーラー服へ。襟とスカートは爽やかな薄いブルーでスカーフは紺。その明るい印象が美月によく映えていた。

 武の中にムクムクと湧き上がる新鮮な衝動。そうなればあとはもう本能の赴くままだった。サササと美月の背後に忍び寄るとパッと布をはね上げた。約一週間ぶりの公開は着替えた服にピッタリの純白だった。

「あっ!」と言いながらさっと手で押さえる美月。振り返って鋭い目で武のニヤけ顔を睨みつけた。これはもう仕方がないのだ。ここまで続いてきたお約束を途絶えさせるわけにもいかない。こっちだって考えるのは辛いんだ。

 武は即座に距離を取り、美月の出方を見ながら細かいステップを踏んだ。師アンドレから伝授された間合いの管理をこの場面で披露する。アンドレが知ればきっと頭を抱えたことだろう。

 美月はしばらくジリジリと武と睨み合ったが、プイッと向きを変えるとスタスタと去っていった。時間の無駄だと気づいたのだ。聡い娘である。

 武はそのまま美月の数歩後ろの位置をついていった。校門の生活指導教師にもふたりは縦一列で挨拶し、まっすぐ教室へと向かったのだった。

 

 教室でも武は身の入らない様子だった。授業中はいつものことだが、休み時間もなにかブツブツ言いながら身体を左右に振って、たまにパンチを出したりしている。体育の授業もクラスメイトから少し離れて、皆が見慣れない動作を繰り返す。仲の良い友だちにとっても近寄りがたい雰囲気だった。

 そんな武のことをじっと見ている人物がいた。ひとりはもちろん美月だが、もうひとり、転校生の篠原零しのはられいも密かに武のことを見つめていた。

 武たちは知らないが、実は零も家庭の事情とやらで、この日は久しぶりの登校だった。朝、教室に入ってきた零を、クラスの女子生徒たちは黄色い声で出迎えた。机の周りを囲んで質問してくる彼女らを、零は突き放すでなく、如才ない振る舞いであしらった。

 零は、給食を腹いっぱい詰め込んで飛び出していった武を見送ると、自分も手早く片付け教室を出た。なぜかクラスの誰も、取り巻きの女生徒すらも、この行動に気が付かなかった。給食を食べ終えて零と話そうとやってきた者は、そこで初めて彼の不在を知った。

 教室を出た零は誰からも気にされることなく、ひとり階段を上っていく。行く先は屋上だった。生徒には開放されておらず、南京錠で施錠されているドアの前に着くと、零はポケットから鍵束を取り出し解錠する。誰からも見咎められることなく、彼は青空の下の屋上へ出ていった。

 零は高く張られた金網のフェンス越しに校庭を見下ろした。その隅の方に細かくステップを踏みながら、空中へ向かってパンチやキックを放つ武がいた。武は休むことなく、攻撃から防御までの一連の動作を繰り返している。その様子を確認し、零は口角をわずかに上げた。

 そこにごく小さなピピピという音が鳴る。零は尻のポケットから薄い板状の物体を取り出し、それを耳に当てた。

「ああ、そうだ」零は小声で話し出す。「いまのところ特に異常はない。ああ、わかった。このまま警戒を続ける」

 言い終わると零は薄い板をポケットに戻し、再び校庭に目を向けた。先ほどからあいも変わらず同じ動作を繰り返す武を、今度は表情を崩すことなく見つめ続けるのだった。


 一日の授業も終わり、武と美月は帰り支度をしていた。ふたりはこれから研究所で訓練の予定だ。ふたりともアンドレの教えを完全に我が身に叩き込むまではとことんやるつもりだった。

 また、武にとって美月はライバルでもあるのだ。力まかせの真剣勝負なら、もはや武が後れを取ることはないだろうが、こと練習となれば、まだまだ美月の技術が勝る。武はこれまで幾度もマットを叩いてきた。

「おっし、美月、早く行こうぜ」武が呼びかける。「今日こそ一本取ってやる」

「うふふ、まだまだ武なんかに負けないわよ」

 美月はそう言ってからかうが、もうそう遠くない未来に、自分が練習相手にすらならなくなるであろうと覚悟していた。それほど最近の武の成長は目覚ましいものだった。

 ふたりが揃って教室を出ようとしたその時である、腕時計型通信機が警報を鳴らす。顔を見合わせたふたりは、駆け出しながら通信をオンにする。博士の慌てた声が聞こえてきた。

「武、美月、敵襲じゃ。急いで研究所に戻るんじゃ!」

「了解しました。ふたりで戻ります」と美月が返答し、全力で走っていった。


 研究所の巨大モニターの前で、博士は所員にあれこれ指示を出していた。駆けつけたふたりの姿を認め、詳しい説明を始める。

「今回の相手はまたロボットとは違うタイプのようじゃの」博士は映像を見せながらそう言った。「以前も出てきた宇宙人タイプじゃな。まあ宇宙人が本当にああいう姿なのかはわからんが」

「なあに、どんな奴が来たってレスナーBで一捻りしてやるよ」武が息巻く。

「それなんじゃがのう⋯⋯」博士は申し訳なさそうに声をひそめる。「レスナーBは研究所に戻ってきたばかりでの。まだメンテナンスが終わっておらんのじゃ。だから出撃まではもう少し時間がかかる」

「そんなあ」武は嘆くが、こればっかりはどうしようもない。

「残念ね、武」美月はそんな武をあしらうように言う。「博士、ロンダーRが出撃します」

 自身有りげな美月を見て、博士は止むを得ずといった様子で頷いた。

「そうじゃな。そうするしかあるまい。しかし美月よ。無理はいかんぞ。まずは自分の安全を第一に考えるんじゃ」明らかに公私がまぜこぜになったアドバイス。博士はどうしても父親の情を捨てきれない。

「大丈夫よ、お父様。私にまかせといて」と父の気持ち慮って一瞬娘に戻って言い、美月はサッと身を翻して駆けていった。


 ロッカールームに飛び込んだ美月は服をその場に脱ぎ散らかしながら純白のパイロットスーツを取り出す。素肌に直接それを纏い、前のチャックを勢いよく引き上げた。するとダボついていたスーツが一気に収縮し、美月の均整の取れた身体のラインがくっきりと浮かび上がる。最後にヘルメットを装着し、入ってきた勢いそのままに飛び出していった。


 ハンガーの警告灯が回転しながら赤い光で格納庫を染め、警報が高らかに響き渡った。作業員たちの退去を促す機械音声が流れる。ロンダーRの周りに渡されていたメンテナンスデッキが旋回し、前方の通路をあける。ロンダーRは台座ごとレールをスライドし、壁際の発進カタパルトへ向かう。

「ロンダーR、相原美月、出ますっ!」

 声に合わせるように、カタパルトは高速で射出された。 

 

 宇宙人タイプの敵兵器はその長い手足を振るって街を蹂躙していた。全体が青黒く、不気味にテラテラとエナメル質な色つや。異常に長い手足に比べると驚くほど小さく見える頭部と胴部。その腰高なシルエットは一見安定性に欠くようにも見えるが、意外な俊敏さでうまくバランスを取っている。

 そこに駆けつけたロンダーR。足元に気をつけながらここまで近付いてきたロンダーRは、慎重に相手との間合いを測っていた。あの長い手足を活かした打撃がうるさそうだ、と美月は見て取った。しかしあれを掻い潜ってなんとか密着できれば、逆に持て余すのではないか。そうなれば近距離で打撃を当ててもいいし、得意の投げ技も使えるだろう。

 これらのことを瞬時に思考した美月は、相手の出方を伺いながらジワジワと距離を詰めていく。自分だってアンドレの教えを受けたのだ。武とレスナーBにばかりカッコつけさせるわけにはいかない。美月の脳裏にはどうしても、ここまでの自身の不甲斐ない戦績がよぎる。もういい加減に結果が欲しかった。

 敵宇宙人タイプは手にしていた自動車を、ロンダーRに向かって投げつけるでもなく、どこか明後日の方へ投げつけた。そしてゆっくりと構えを取る。左手左足を前にし、両腕を顔の前に高く掲げる。前足はリズムを刻むように上下に動き、重心は後ろ足にかかっているようだ。明らかに打撃主体、それも蹴りに重点を置いたスタイルに見えた。

 ロンダーRは敵の打撃に合わせて間合いを詰めようと身構えている。そこへ、美月の想定よりもずっと遠くから左の蹴りが飛んできた。鋭い一撃がロンダーRのボディを抉る。操縦席にも吸収しきれなかった衝撃が襲ってきた。「グッ」とうめき声を漏らす美月。

 宇宙人タイプはそこから畳み掛けることもなく、また間合いを取る。一気に勝負を決めようというわけではないらしい。この相手と打撃の差し合いをしても必ず負ける、と美月は思った。ならば貰うのは覚悟の上で、あの蹴りを捕まえて相手を寝かせる。自分の勝機はこれだけだと覚悟を決めた。

 防御をしっかり固めながら、ゆっくり前進していくロンダーR。そこに再び左の蹴りが飛んでくる。今度は両腕でしっかりガードできる高さに。何度も何度も両腕に蹴りを受けながら、美月はタイミングを測った。そしてついに、少し低く飛んできた蹴り足を的確にキャッチした。あとはこれを決して離さず、相手を地面に押し倒すだけだ。

 しかし――ロンダーRはあっさりとその足を取り落としてしまう。もちろん美月の意思ではない。ロンダーRの両腕は操作にまったく反応してくれなかった。美月は防御でしのいでいるつもりだったが、実は宇宙人タイプの狙いはその防御している両腕だった。敵の強烈な蹴りは完全にそれを破壊してしまったのだ。

 絶体絶命!ロンダーR。両手を失い、どうやって闘えばいいのか?


 そんな絶望的な状況に、割って入った者がいた。上空から飛来したそれは、しゃがみこむような全身の動作で衝撃をいなし、ロンダーRの前に静かに着地した。美月は先日見たジェントル・ジョルジュを想起する。いや、そんなはずはない、彼はすでに帰国したのだ。美月たちはその出発をその目で確認している。ならこれは⋯⋯。

 目の前にそびえ立つその巨大ロボットの白い背中の中央には、黒い螺旋状の茨の紋様。その先の首筋にある翼の生えた十字架のペイントへと繋がっている。美月はその姿に見覚えがあった。あれは、そう、あの時スカーフェイスを一撃のもとに葬り去った、所属不明の謎の機体。そいつがまたもや闘いに介入してきたのだ。

 宇宙人タイプと対峙する謎のロボは、前の時と同じように左構えで前後にステップを踏む。相手が動いたら、それに合わせて間合いを調整し、隙をとらえて強烈なあの一撃を叩き込もうという算段だろう。しかし、敵宇宙人は動かなかった。ガードを高く上げたまま、前足でトントンとリズムを取るだけだ。前回の轍は踏まないということか。

 ただただ睨み合う両者。どちらがしびれを切らして先に動くか、見る者が、声を出すのも憚られるような時間が続く。その果てに先に動いたのは――

 謎のロボだった。宇宙人タイプのリズムを取る前足が着地する直前のタイミングで、鋭く距離を詰め、長く伸びる右の拳を突き刺す。

 しかし宇宙人タイプは動じない。高く上げたガードでパンチを受けながら右の膝を突き上げる。謎のロボは高速のバックステップで、すでにその場にはいなかったが、警戒感を抱かせるには十分な返しだった。もし一瞬でも判断が遅れたら⋯⋯あの鋭い膝が謎のロボの腹部を抉るだろう。戦いは再び膠着する。

 時間だけがゆっくりと過ぎていった。謎のロボは時折飛び込んで打撃を繰り出すが、せいぜい牽制程度のもので、大きなダメージを負わせるまでには至らない。むしろ宇宙人タイプの方が余裕を持って対処しているように見える。このまま続けていけばいつか戦況が反転してしまうのではないか。

 美月が不安とともに無言で操縦席のモニターを見つめていた、その時だった。真剣だが、どこかこの場には似つかわしくないあの声がヘルメットから響いた。

「おーい、美月ー、大丈夫かー」武の声だ。

 見ると、なぎ倒されたビルの跡地の向こう、地平線の先をドタドタと地響きをあげながらやってくる鋼鉄の巨人。レスナーBがついに到着したのだった。


 武は謎のロボをしばらくジッと睨みつけてから、レスナーBで宇宙人タイプとの間に割って入る。そして外部スピーカーからこう告げた。

「俺がやる!お前はそこで黙ってみてろ!」

 それを聞いた謎のロボは構えを解き、スッと後ろに下がっていった。お手並み拝見といった様子だ。

 レスナーBは両腕を顔の前にしっかり固めて、間合いを測る。少しずつ、少しずつ、前に出ていく。

「武、敵の蹴りに気をつけて!」美月が叫ぶ。「ガードの上からも効かせてくるわ」

 集中している武はそれに返事はしなかったが、ちゃんと耳に届いていた。相手の制空圏のギリギリ外側で一瞬歩みを止める。だが、そこから勇気ある次の一歩を踏み出した。

 すかさず左の蹴りを飛ばしてくる宇宙人タイプ。強烈な一撃がレスナーBを襲う。ガードの上からでも、武がこれまで味わったことのない衝撃。それでもレスナーBは止まらない。また次のもう一歩。

 宇宙人タイプが初めて後ろに下がった。そしてもう一発、蹴りを出す。レスナーBはそれも受けてまた前に出る。そうやって徐々に敵は後ろへ下がっていった。

 美月は危惧していた。いまは前進を続けているが、蹴りを受けていることに違いはないのだ。このままでは自分と、ロンダーRと同じように、捕まえた時には腕が死んでいるのではないか。武はちゃんと分かっているのだろうか?

 下がらされ続けた宇宙人タイプは、ついに後がなくなる。背後にはまだ崩れていないビルが並んでいた。これ以上はスムーズに下がれない。蹴りも出しにくくなった。

 この状況でレスナーBは一気に打って出る。左のパンチを何度か突いて、右の拳を大きな動作で振り下ろした。敵の高いガードがそれを受け、同時に膝が突き上がる。それを読んでいたレスナーBは高く上がった宇宙人タイプの膝を抱え込むようにすると、一気に持ち上げ、地面に力強く叩きつけた!

 どうしてレスナーBの腕は殺されなかったのか?それはアンドレの教えを忠実に守ったからだ。レスナーBは、前に出ながら小刻みに自分の立ち位置を調整していた。敵の蹴りを正面から受けているようで、その実、威力が最大化するある一点を、僅かながら外していたのだ。

 相手の上になったレスナーB。宇宙人タイプはやはり打撃特化タイプであるようで、そこから逃れる有効な動きを取れていない。レスナーBはあっさりと相手の足をまたぎ越えると馬乗りの状態へ移行した。

 あとはもう、一方的だった。ひたすら上から鉄槌を落とす。相手の頭部の形が一撃食らうたびに変わっていく。そしてついに宇宙人タイプはその動きを完全に止めたのだった。


 夕日をその一身に浴びながらゆっくりと立ち上がるレスナーB。そのまま振り返り、謎のロボと向き合う。相手はなにも反応を示さず、しばらくはそのままで互いに睨み合う。そして、謎のロボは夕日の方向へとサッと身を翻し、歩き出した。

「てめえ、待ちやがれ!」武がその背へ呼びかける。

 声を受けて、立ち止まる謎のロボ。そして――

「ノートリアス・マックだ」機械で加工された音声がそう告げた。それだけを残して立ち去っていく。

「ノートリアス⋯⋯マック⋯⋯」コックピットで武は呟いた。それがあの、謎の機体の名前だろうか。武の記憶にその名がしっかりと刻み込まれた。


 真っ赤に燃える夕日に向かい去っていくノートリアス・マック。レスナーBはロンダーRに肩を貸しながら、その後ろ姿をただ見送っていた。

 そして今日もまた、なんか変な子どもとおじさんと犬が並んでその光景を見つめていた。

「あれって誰が乗ってるんでしょうねえ」変なおじさんが問いかける。

「チョーカッケーよな、ノートリアス・マック」変な子どもは真似してステップを踏んでいる。

 その弾みに尻尾を踏まれた変な犬。激昂した犬は子どもの尻に思いっきり噛みついた。叫び声が、空高くまで響き渡るのだった。


 ありがとう、ノートリアス・マック。ありがとうレスナーB、あとロンダーRも。君たちの活躍で街の平和は守られた。

 しかし、あれに乗っているのは何者だろうか?そして変な犬に噛まれた変な子どもは大丈夫か?狂犬病の予防接種は受けているのか?

 謎が謎を呼ぶままに、次回へと続くのだった。


 負けるな、ノートリアス・マック!闘え、鋼鉄巨人レスナーB!

 悪い宇宙人なんかやっつけろ!

 平和をその拳につかみ取れ!


 第七話 完


 

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