=3=

新学期が始まって結構立った。でも、私にはあの子しか友達はいない。他の人には話しかけられない…。だけど、私にはあの子さえいればいいや!って思うようにしてる。あの子と沢山おしゃべりして、一緒に行動して、もう親友みたい。でも、親友って結構辛いんだって初めて知った。別にどーでもいいような男友達なら、本音を言ったって、別に許される。でも。あの子との関係を終わらせたくないから、余計なことを言えない。その一言ですべてが終わってしまうような気がしたの。だから、ずーっと、仮面を被るの。自分の汚いところが出ないように。相手に不快感を抱かせないように。嘘の私でも、認めてもらえるように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る