【ハロー感動物語】2017年3月10日【あかりと颯太】【二分の一成人式の1年前】
3月2日(木)昼食。小6の子は最後になる地区班での給食。小6の教室の中に、中学の案内所が書いてあって……6年生の男子に読み聞かせられて、すっかり読み耽るあかりと颯太
3月2日(木)昼食。小6の子は最後になる地区班での給食。小6の教室の中に、中学の案内所が書いてあって……6年生の男子に読み聞かせられて、すっかり読み耽るあかりと颯太
「おい見てくれ颯太!! アニオタ研究会なんてのもあるぞ!!! 本好き同好会、乙女ゲーム研究会、歌い手研究会、KPOPを語る会……あとあと……!!」
「へっへへ〜良いでしょ〜枯沢中学校(からさわ)〜」
小6の先輩が恵比寿顔でデレデレしていた、多分あかりにだ。男性だし。
「特に、みんなでアニメを語る、なんて憧れなんだ!!!」
「お前は名探偵ポアロとド○えもんとポ○モンと妖怪ウ○ッチと……プリキュアぐらいしか定期的に見てないだろっ!」と颯太が突っ込むと、
地区班の男の子達が次々とあかりと颯太の元に集まってきた。
「え??枯沢行くの?? あかりのくせに、なんてやつだ!」BY小3男子。
「枯沢って制服ほんとおしゃれだよね〜ブレザーで。図書館にも普通にサブカル系の本とかあるし、まじあかりちゃんにおすすめだわ」BY小5眼鏡男子。
「まだ決めなくていいだろ〜あかりの学力なら私立狙えるって!」BY中学から慶應男子。
「お前らほんと黙れ……」
颯太はずっとイライラしていた。
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