傷を抱えた主人公の女性が島で暮らし始める物語は、すぐに事件によって活発な動きを見せていく。
この島にひそむ秘密…
その仕掛けが見事なまでの牽引力となり、どんどん物語の世界へ引っ張っていってくれます。
そして待っていたのは、存在感が際立つ若き村長。
読みながら常に「なぜ?」がそばにある中、男女の距離感を描くギリギリのバランスが心地よく、だからこそ新たな展開にワクワクなり、読みながら胸がときめくことも多くありました。
繊細な恋愛ものとしても犯人探しのミステリーとしても読める、面白い要素が盛りだくさんの贅沢な作品です。