日本シリーズの思い出
夢美瑠瑠
第1話
「巨人軍は強くあれ」
「巨人軍は紳士たれ」
「巨人軍はメジャーとワールドシリーズを戦う」
というのが、正力松太郎の作った巨人軍三憲章。
長嶋茂雄さんが亡くなり、元号も令和になって、
昭和も遠くなりにけり、
が、オレが精神と肉体を形成した、1988年、24才くらいまでの昭和時代の記憶や、痕跡、は当然のようにオレの全人格に色濃く影を落としていて、オレの人生に於いて、陰に日向に深甚な影響を及ぼしてくる。
野球については、いろいろ書いた。
そうして同工異曲のマンネリは避けるが、
恰も日本選手権、プロ野球の年間王者を、黒白雌雄を決する大一番、天王山決戦が酣で、なんとなく、
野球はダサい。わけないが、なんとなく葛藤があり?
カープ女子になったりするw
それは冗談やが、
日本シリーズは、少年時代には、お正月に近いくらいのなんだかワクワクするお祭り、イベントやったです。
お祭り、ホンマの村の鎮守の神様の〜今日は目出度いお祭り日〜のほうはあまり好きでなかった。
運動会も嫌い。
テレビは人混みにいなくても晴れがましい気分を体験できて、それで昔は今ほどにいろいろな娯楽もない。
だから、オレの昭和の時代の日本シリーズは、茶の間にあるお手軽お手頃な祝祭空間、ただで味わえるシビレル興奮の坩堝、大袈裟やが、そういう貴重なアイテムでした。
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