自分と似てるせいかもね
凪風ゆられ
第一話
愚痴を言い続けている友達に嫌気がさしてきた。
別に僕個人に向かってそれを吐き続けるのは構わないのだけど、友人たちと一緒にいるときにそれを持ち出されると非常に不愉快になる。
きっと彼には選択肢がなかったのかもしれないし、自分と同じタイプの人間だからきっと言い出せなかったのかもしれない。しかし、だからと言ってむやみやたらに他人にまき散らすのはどうかと思う。
話を聞けば聞くほど「じゃあ言えばいいだろ」と強く感じる。
言えない環境にいるわけでもないのに、なぜ口にしない?
他人に迷惑が掛かるわけでもないのに。
だが、それと同時に彼の行動に納得してしまう自分もいる。
なかなか他人に助けを求めることができないという考えに。
自分が我慢すればいい。そんな考えがずっとあったから、理解できてしまう。まぁ、この考えに気づいたのがつい最近なのだけれども。
正論が浮かんでくる自分と、共感できてしまう自分の二人がいる。
きっとこの先にも同じことが何度も起きてしまうだろう。
そのたびに僕はどうればいいのだろうか?
答えを得ようとしないまま悩み続けるのが、目に見えた。
自分と似てるせいかもね 凪風ゆられ @yugara24
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