戦乙女になれず落ちこぼれ扱いされた令嬢バルトロメアが授かったのは、誰も価値を見いださない《猫使役》という地味なスキル。
しかし黒猫ネーロとの出会いをきっかけに、彼女は“猫の王国”と呼ばれる広大なネットワークへ導かれていく。
剣と炎で戦う華やかな戦乙女たちとは違い、バルトロメアは猫たちの知恵と絆を武器とする。
そのギャップが痛快で、猫たちが次々と味方につく展開は読んでいて思わず頬がゆるむはず。
落ちこぼれと呼ばれた少女が、誰よりも柔らかく、誰よりも強い力で世界に立ち向かう――
猫好きにもファンタジー好きにも刺さる、愛らしい成長譚。