神の変遷〜いざ、出雲詣へ
- ★★★ Excellent!!!
休みが取れたので、新幹線で出雲へと。
日本神話発祥の地とされる出雲への道行は
恰も現代の 出雲詣 の様で。
新幹線の車窓には『葦原の瑞穂の国』の
美しい風景が広がっては流れて行く。
木花咲耶比売から倭建命…更に新幹線は
天下分け目の関ヶ原へと。平安の藤原京都
吉備の桃太郎の郷を経て
旅は楽しい。
様々なものを見聞きして
そして思考する時間を齎してくれる。
タグにAI云々とあるが実は『生成AIという
モノを使った作品』というのがよく
分からない。どんな意図で使うのか、
そして何処に使うのか。どう使うのか。
巷では惰性的で打算的な使い方が問題に
なるも、
この作品は、一味違う。
否、全く以って使い熟しているという点で
違っているのだと感じられる。
ツールとして、又共著の様な冷たくて
温かな利用は高い知性と理知的な眼差しが
なくては叶わないだろう。
何はともあれ。とても興味深く静かな
感慨を齎してゆくこの作品は、國造りの
変遷をも予感させる手法で
神代の通時的な旅、或いは古の出雲詣を
追体験させてくれる。