アクティアータ

@HakadaUmemi

第1話要約アクティアータ※過激描写カット版

〜要約アクティアータ〜


[その国は無機質ながら近未来的であった、尋ねたところ、大将が迎えに来た。]

[大将という割には小柄で姫みたいな風貌をした、花飾りとジャラジャラしたアクセサリーとミニ丈ドレスが特徴の女性である]


女王「やぁ、来てくれてありがとう、俺がこの国の総理兼大将のロジネラだ、移動は疲れただろ?なんか飲み物でも飲んでけよ。」

「コーラもモンエナもアールグレイもハワイコナもあるから、あっ俺Zone飲むわ。」


ーーー応接室まで専用車で送られたーーー


女王「この国、技術や財政には自信があるんだが、どうにも外の国との文化交流が少ないんだ、なんか怖いとか言われて。」


女王「何でなのかな、うーん...外交...したいんだがな。」


ーーー


[応接室を出た、大将が何かボタンのようなものを操作したところ、案内係のAIロボットが現れた]


女王「こいつは俺が設計した案内ロボだよ、着いてきな。」

案内ロボ『こんにちは、気になるスポットを教えてください。』

ーーーホテル、国民の職場、制御所、ラボなどを案内したーーー


案内ロボ『よろしければ、希望の種類のホテルなどもご案内いたします。』


ーーー国民は、虚飾が少なく自然体であったーーー


ーーー国民の服装は様々だが、争いや暴力などは見られないーーー


女王「で、ここが議事堂だよ。」

(なにやら議員がおもちゃのバズーカをぶっぱなしている映像が流れている、机にはコーラとポテチ)


女王「税金は少なめにしているよ、生活が窮屈になったら、元も子もない、富裕層の課税?それは頑張るほど損になるから却下。」

女王「ピンハネは不可だ、目的は金じゃないし」

//参考文献「独裁者のためのハンドブック」

女王「規則?そんなに無駄なものは作らないさ」

女王「犯罪やいじめの加害者への処罰は徹底している、罪なき被害者の泣き寝入りは絶対させねぇ。」

女王「あと、教育についてだが、主観依存は正誤がガバガバになるってんで道徳を廃止して論理学を代わりにしたり、現代文は文学を削減して説明文の割合を増やしたりしている。」

女王「中坊の時、走れメロスを「クズ」って呼んで怒られて、文学教育の穴を見た、観測は俺ではないが、道徳で老害が正当化される事案もあったそうな。」

女王「確かに他の国より感情は軽視しているが、感情表現はある程度尊重するよ。」

女王「差別には反対だ、特にマイノリティの属性を美化する行為は罵倒より悪質とみなす、逆にマイノリティの不便性を指摘するような行為は改善に使える可能性があって禁止してはいない、障害を個性と呼ぶくらいなら障害と呼んだ方がマシという考えがあるよ。」


女王「まぁ、ここまで俺を裏切らなかった奴限定でな。」声のトーンが下がった


女王「あー、チンピラ的な奴はいるのかって?うっすら見下して扱ってたらなんか減ったわ、ウケる」


ーしばらく移動してー


女王「ここが軍事施設だ、まぁ軍隊と言ってもAIロボだよ、俺が発案したやつ。」


[の近くに、なにやら粗末な服を着て炎天下で肉体労働をしている群衆がいた]


[女王が何やらジェスチャを取ると、その人間は上擦った悲鳴を上げた。]


女王「おい46234番、サボんな!」

女王「どうやら女とは5回戦くらい余裕だったみてぇだな、この程度でへばってんじゃねぇ!」


女王「ナヨナヨ弱々しくしてた癖に女には[自主規制]奴なんて、これがお似合いだ!穢多が!」


[女王は46234に触れず、遠隔操作で過激な体罰を行った]



女王「俺が女になんか生まれ...あっ、これ言っちゃダメなやつだった」


ーーー


女王「失礼、煙たい話をしてしまった、ハハ、俺だって拷問が好きでやってるわけではないんだがな...」


女王「え?なんでこんな服装してるのかって、そりゃあ俺の骨格や外見が映えるようにしてるだけだ、性別コンプ?それよりかは見た目の美しさが優先。」


女王「くそぅ...拷問の時にボロっと言ってしまった...頼む、内緒にしててくれ、ホテル値引きするから!」

女王「...黙秘したら宿泊費3割引、暴露したらお前も46234番だ。」


女王「今、俺のこと倒すべき魔王だと思った?だがな、俺を失脚させたとして、次の統治者は俺よりも厳しくて一般国民すら痛めつける類型か、もしくは高確率で「気持ちに配慮」という名目で加害者の未来に配慮するレベルの情まみれ激甘国家だよ。」


女王「あと、下層階級は生まれ属性じゃなくて自業自得のクズ罪人共だし、下層階級からはねた税金で一般国民の生活の質を支えてるから、それがなくなったら税率や技術力はどうなるか...」


女王「俺、別に支配そのものが目的じゃないんだ、周りの脳味噌が腐りすぎてて、もういっそ俺が支配してた方がマシって、泣く泣く支配欲が湧いてきた。」


ナレーション[46234たちが可哀想だからと、女王を失脚させようとする人間は、次の統治者がどんな個人or集団になるのか考えたことはあるのだろうか?]


〜つづく〜


前提条件:この国は”萌え”を求める女独裁者・ロジネラにより統治されており、異性交際したアイドルを犯罪と認定している、また、累犯者や故意の罪人は下層階級という奴隷として、強制労働で税金を撥ねられたり性的、屈辱的見世物にされて配信されている。


ーーー


女王ロジネラの演説・冒頭「偽物どもめ、お前らまとめて見世物奴隷だ!」


女王「ちなみにメスだから見逃されるとかはないです、筋力差はここでは無意味だし、メスの見世物って金になるんですよね。」


女王「気持ちに配慮というが、騙された被害者の気持ちは考えたことあるのか?俺は真剣に考えた、そしたら加害者はこうなった。」


女王「更生は存在しません、元下層階級と同じ会社で働くリスク、元下層階級を雇った会社という風評被害、そして再犯リスクがあるからです、しかも下層階級になったのって詐欺系が原因なんですよ、詐欺師の「心を入れ替えました」って信じられますか。」


女王「下層階級が面白い萌え作品作った場合は報酬金か支給品昇格します、ただし報酬で枕新調しても枕営業した事実は消えません。」


女王「老けたら価値が無くなる?それはNo。老けても労働力は使えるし、醜くなった見世物はそれはそれで...」


女王「脱獄?あー想定してるよ、ところで、脱獄した元下層階級を雇う企業ってあるのか?脱獄した元下層階級を養う家は?そしてその近隣住民は?」


女王「下層階級が人気を得た場合も想定済み、ほらみんな知ってるでしょ?魔獣先輩、一生ネットのさらし者、そんなものが会社にいたらホモガキが押し寄せる」


女王「下層階級からはねた税金と収益の7割は、技術、インフラ、教育、医療...そして、残りは純萌えの生産に充てている、とここに明言します。」


女王「そして、この演説を聞いたあんたが深掘り観測したのは、国の実態だけでなく...(地声)」


ーーここまで演説ーー

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