ひかりあふれるように
みぃ
ひかる あさ
迷いのなか めざめる
こころの奥で ひかる
何のために 生きる
いのちを もやす
さらさらと流る
時の砂を すくい上げ
やや冷たい風に
金の髪を梳く
真夜中過ぎ
ちいさな寝息に
こころ 和む
迷いのなか
目を凝らす
薄暗闇に ひかる
そして そっと耳澄ます
遠い潮騒の きこえる方へ
手のひらに あつめた光の
ぬくもり感じて
小さな希望を 胸に抱きしめ
静かに 朝を待つ
迷いも やがて
きらめきへと 変わるだろう
ひとすじの道
今日という ひの 恵み
ちいさな よろこび
えがきだす えがお
さらさらさら
一握の砂のごとし
さらさらさら
すくい上げてはおちてゆく
まるでそれは叶いかけた夢のようで
そしてそれは二度とは戻らぬ時のようさらさら さらただ
朝のひざしが眩しくて
胸の奥こころに伝う
つたうのです
ひかりあふれるように みぃ @miwa-masa
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