亜人、亜獣、不思議な力を発生させる鉱石〈リンチェン〉も登場したり、その世界観に姿勢を正すこと必須。耳慣れない用語は構えてしまいがちですが、作者力なのでしょうか、すんなりと馴染めました。魅力的なキャラクターも序盤に登場し、どんどんと続きを読んでしまいます。特に私は鉱石〈リンチェン〉がお気に入り。こんな風なアイテムがあれば、能力があればと、物語を読むことで心の中に生まれるワクワク感やもしもの想像。文章が持つ力というか、魅力が再確認できました!
未曾有の災厄に見舞われた世界を舞台に、異能の力を宿した主人公たちが自らの運命と向き合いながら歩む物語です。隕石衝突によって文明が崩壊し、人類の多くが失われた過酷な世界――そこでは新たな力を持つ“亜人”が生まれ、人間社会との間に差別と対立が芽生えています。そんな混沌の中で、12歳の少年ミナカは幼馴染や育ての親とともに荒廃した日々を生き抜こうとする――という壮大でドラマティックな導入が印象的です。
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