女子大生が恋をした相手は、少しだけ普通じゃない。
日常の中で、その“彼”との距離がゆっくり近づいていく、不思議で惹きこまれる物語です。
やっぱり読んでいて感じるのは、アミノ酸先生だなぁという面白さです。
独特の発想と、それを成立させてしまう文章のセンス。
この作者さんの作品ならではの魅力がしっかり詰まっていると思いました。
個人的なアミノ酸先生作品ランキングでは、
「煙草で見える、珈琲で聞こえる」
「いくら丼に転生したのでチートスキル【ワサビ醤油】で風味を損なわず美味しく召し上がれます」
この二作が上位にあるのですが(まだ読んでいない作品もあるので今後変わる可能性はあります)、この作品もかなり上位に食い込んできました。
発想の面白さだけでなく、空気感や描写の細やかさも大好きです。
「恋は理屈じゃない」という言葉を思い出しました。
その一言を添えて、この作品をおすすめさせていただきます。