Une pupille d'or. 金色の瞳
「…う……ん…」
目を開くと、そこに見えたのは白い天井だった。
光の差し込む窓の方へ視線を移すと、視線の先にぐっすり眠っているリュートの姿が見えた。その寝顔を見た瞬間、今まできゅっと押し固められていた何かがゆっくりとほどけていくようなそんな感覚が胸の中に広がっていく。
「よかった…戻ったんだ…」
ゆっくり起きだして、アーリンは隣のベッドへと歩いた。
すぐ横に立っても、リュートはそれに気づくこともなく眠り続けている。
「傷が…痛そう…」
頬についた傷をそっと指でなぞる。眠っているリュートにきゅっと抱きつくと、そのまま目を閉じた。
「……う…ん」
リュートの低いうめき声のような声が聞こえて、アーリンは慌てて身体を起こした。じっとその顔を見つめていると、ゆっくりとその瞳が自分を映し始める。
「…起きちゃった…?」
「……アー…リン…」
包帯だらけの腕を伸ばして、リュートはアーリンの頬に触れる。そして口元だけで静かに笑うと、その身体を引き寄せた。
「…ふ…ぁん……」
自分の存在を確かめるように髪や背中をなぞるリュートの指先が心地よくて、アーリンはキスを繰り返される度に甘い声が零してしまう。
「大丈夫なの…?傷…」
ふっと息をつくリュートに、アーリンは小さく聞いてみる。リュートはしばらく黙っていたが、腕を伸ばしてアーリンの腰へ抱きつくとその膝に頭を乗せる。
「大丈夫…な訳ねぇよ…身体中痛ぇ…」
ぎゅっと抱きついてくるリュートを見て、アーリンはその髪を撫でながら言い聞かせるように言う。
「オーボエを呼んでくるよ…痛いの、止めてもらえると思うから…」
そんなアーリンの言葉に、リュートは答えなかった。そしてしばらくしてから、小さな声で答えを返す。
「…いい…こうしてて…」
「こうしてたって…痛いの治らないよ?…リュート…聞いてる?」
「…う…ん…聞いてる…」
抱きついたまま離れないリュートを、困ったように見おろしてアーリンは背中に指を伸ばす。
「呼んでくるから…離して、ほら…」
自分から引き離そうとするアーリンの腕を拒んで、リュートはぎゅうっとアーリンに抱きついた。
「…そばに…居て…欲しい…」
「リュート…」
まるで子供のような駄々を捏ねるリュートにアーリンはちょっと驚く。
―― こんなコト言うなんて…もしかしたら、こっちがホントなのかな…
もう身体はボロボロで、たぶんかなりひどい痛みのはずだ。まさかそんな時にわざわざ演技はしないだろう。
アーリンはそう思いながらも、もう一度リュートに言い聞かせる。
「……子供じゃないんだから…」
小さくため息をつくアーリンに、リュートは短く言い返した。
「…コドモでいい…いいから…こうしてて…」
そこまで言うなら、もう仕方ない。アーリンは黙ってリュートの背中を撫でると、見えている右耳のピアスにキスをする。
「じゃあ…良くなるまでずっとこうしててあげる…だから、早く治して…ね…?」
「…ん…」
きゅっとアーリンの身体を抱きしめると、リュートはまたすーっと眠りに落ちていく。アーリンはそんなリュートの寝顔を見つめて、静かに目を閉じた。
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リュートはそれから4日間眠り続けて、5日目やっと目を覚ました。
「もうずいぶん良くなってるな。これなら、もう今日にでも戻せるぞ」
身体の傷を治癒しながら、オーボエはリュートにそう告げた。それを聞いて、リュートはうん…と考え込む。
「…いいや…明日で。そんなすぐ帰んなくたっていいし…」
「そうか?それならいいが」
「おう…」
傷の治癒を受けながら、リュートは小さくため息をつく。
―― 帰ったら…もうこんな風に2人でいられないかも知れねぇし…
2人きりで、こんな風にずっといられる時間など、向こうに帰ったらもう無いだろう。リュートはそれが解っているだけに、すぐに帰ると言い出せなかった。
「じゃあ、アーリンと相談して決めるといい。パルティータがアーリンにいつ戻りたいか聞いていると思うから」
「ん…解った…」
治癒を終えると、リュートはゆっくり立ち上がり部屋を出て行く。
そんなリュートの背中を見つめて、オーボエもふっと息をつく。
「―― 一体…どんな仕掛けをするつもりなんだろうね…パルティータは…」
オーボエは小さく呟いて、窓の外を見て静かに笑うのだった。
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「これはお守り」
そう言ってパルティータはアーリンの右手の薬指にその指輪をはめた。まるでパルティータの瞳の色のような美しい金色の指輪は、不思議な光を放って輝いている。
「何かが起こっても、きっと大丈夫。この指輪がきっと守ってくれるから…」
そう言って微笑むパルティータの顔に、アーリンは思わず見惚れてしまう。
不思議な光を放つ金色の瞳と髪、そして鈴の音のような美しい声。
―― 本当に美しいっていうのは、こういうのを言うんだろうな…
アーリンはそう思いながらじっとパルティータを眺めた。
「早く帰りたい?」
ニッコリ笑っていきなりそんな質問をされ、アーリンは答えに詰まる。
「…あ…うん…えっと…」
帰りたい。本当ならすぐにそう答えられるはずなのに、その言葉が出ない。アーリンはそんな自分の気持ちに戸惑いながら、答えに迷う。
「…帰りたい…けど…」
「けど?」
「…解んな…い」
本当は帰れなくてもいい。それが正直な気持ちだった。帰れば、リュートとは逢えなくなる。だったら帰れなくてもいい。
「…じゃあ…リュートに決めてもらえばいいかしら…ね…」
自分の気持ちを見透かすように微笑むパルティータに、アーリンは返す言葉がない。だまったままコクリと首を縦に振り、恥ずかしそうに目を伏せた。
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「おかえり」
部屋へ戻ると、リュートはごろんとベッドに転がっていた。アーリンはそんなリュートのそばに腰掛けると小さく息をつく。
「傷…どうだった?」
「ああ、もうすっかりいーってよ。見るか?」
「見たって解らないよ」
「あ、そ」
リュートは勢いをつけて起き上がると、アーリンの隣に座ってこう聞いてきた。
「いつ帰るって言っといた?」
「…いつでもいいって…いっといた…」
本当はリュートに決めてもらうと言ったのに、アーリンはその事を知られたくなくて嘘をついた。
「ふーん…俺はさ、明日でいいって言っといたんだけど、それで良かったのか?」
「…いいんじゃない…」
「今日がいいならそれでもいいけど。どうする?」
そう聞いてくるリュートの方に向き直って、アーリンは腕を掴む。
「そんな早く帰んなくたって…いいよ」
ぽつりと零すアーリンを見て、リュートはフッと笑う。髪を撫でてキスしてくるリュートを拒みもせず、アーリンはその腕に身体を任せる。
「…ま…いいや…帰るのなんか、いつだって決められるし…」
そう言いながらリュートはアーリンの襟元に右手を伸ばし、ゆっくりそこを緩めていく。
「……しよ…?」
小さな声でそう言っていたずらっぽく笑うリュートに、アーリンは返事が出来ない。
でも、襟元が開かれてそこに唇が触れると、やっぱり恥ずかしくなってきてリュートの腕を掴んでしまう。
「…や…だって…外…明るいし…ダメ…」
「…いいじゃん…そんなの…」
「…あ…イヤ…ダメって…も…う…」
肩からするりと落ちる上着をそのままベッドの下に落とされる。クスッと笑うリュートの声がいつもの声と違う事に気がついて、アーリンは真っ赤になった。
「…リュートのばかぁ…こんなの恥ずかしいってば……」
「何で…?初めてじゃないし…平気じゃん」
「平気じゃない…っ…やだ…もう…あ…ぁ」
口では嫌がりながらも、身体はリュートの言いなりになってしまう。
明るい部屋で今自分がされている事を考えると、頭が真っ白で何も考えられなくなってくる。
「…ん…んっ…や…ん…だめ…ぇ」
ゆっくり蕩けていく自分の身体を感じながら、アーリンはリュートにきゅっと抱きつく。
―― やだ…もう…こんな明るいトコで…信じらんない…
「…アーリン…」
名前を呼ばれてビクリと身体をふるわせたアーリンは、リュートの顔をちらりと見た。
そんなアーリンに、リュートは目を細めていつもの”ゆるい笑い”を見せる。
「可愛い…」
そのままベッドに沈んでいく2人の身体。リュートはアーリンにキスを繰り返しながら、耳元で囁く。
「…好きだよ……」
2回目なのに、1回目云われた時よりもドキドキするのは明るい部屋のせいなのか、それとも別の理由なのかは解らない。
けれど、そのドキドキは明らかにこれから起こる事を期待しているドキドキだという事だけは解る。
「…スキ…」
返事を返しながらそっと頬にキスすると、リュートは今まで見せた事のないような艶めいた笑いを見せた。
時間がわからなくなるほど、その行為に溺れていく2人。
夕方なのか夜なのか解らなくなっても繰り返し求めてしまい、止められなくなっていく――…
「…あ…ぁ…や…っ!…もう…だめぇ!」
カクンと落ちていく身体を抱きとめられて、アーリンは止まりそうな息を繋ぐ。
もう何時間経ったのか解らない。けれど、窓の外の様子でもう夜明けが近いような感じがする。
「…お…ねがい…もうダメ…」
涙をポロポロ零しながら抱きつくアーリンの背中を抱いて、リュートは小さく笑う。
「…う…ん…俺ももう…ムリ…」
涙で濡れた瞼にキスすると、リュートは小声でアーリンに告白した。
「…帰ったら…こんな風に居られないから…どうしても欲しくなって…」
ごめん…と抱きしめると、アーリンはそれにキスで返す。
「…解ってる…から大丈夫…」
目を閉じたまま、リュートの腕の中でアーリンは小さく笑う。
「だけどもう寝ちゃいそう…眠い…」
そのまま寝息を立て始めるアーリンの額にキスして、リュートも目を閉じる。2人はシーツに包まってそのまま朝まで眠ってしまった。
⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹
「ん…」
ぱちりと目を開けると、もう部屋はすっかり明るくなっていた。寝不足でぼんやりしていて、天井がはっきり見えない。しばらくぼーっとそこを眺めていると、ちょっとづつ意識がハッキリしてくる。
そして、隣から聞こえる寝息でアーリンは、自分が今どんな状態かだんだん解ってきた。
「―― やだ…服…どこいったんだろ…」
ベッドの横を覗くと、下に散らかった自分たちの服が見えた。アーリンはそれを手を伸ばして取ろうとした。が。
「んー…おはよ…」
後ろから抱きしめられて、アーリンはひゃっ!と声を上げた。
「おは…よ…あ!ちょっ…とリュー…ト!」
おはようを言う間もなくリュートにキスで唇をふさがれ、また思考が止まりそうになる。
「やだもう!ダメ!離して!」
「何で?イヤじゃないくせに…」
笑いながら組み敷かれると、もう何も言えなくなる。
「もう…っ…ぁ…あ…やだっ」
ホントにダメ…と言いながら、アーリンはまたリュートにされるままになっていく…。
⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹
結局2人がまともに起きたのは昼前で、支度を整えて食堂に行くとオーボエが笑いながら待ち構えていた。
「帰る決心はついたか?」
からかうように聞かれ、アーリンは真っ赤になって俯くしかない。
「すぐに出来る事なのかよ?」
帰すと一口で言ってもどんな方法で帰すか解らないリュートはその方法をオーボエに聞いてみた。オーボエはふむ、と考え込むと解りやすいように2人に説明してくれた。
「簡単に言うと、こちら側とこちら側の間の壁を押しやってくっつける…というような感覚だな」
オーボエは自分の手の甲をを使って、2人に見せる。
「普段は反対を向いている2つの世界の入り口を、こうやって捻ってくっつけるんだ。そこから帰すから、時間はほとんど掛からない。来た時も気がついたらこっち側に来ていただろう?」
オーボエの説明に、2人は妙に納得しながらうんうんと首を振る。
そんな2人の後ろから、パルティータの声がした。
「もう帰るの?」
オーボエが帰す説明をしていたと解ったのか、パルティータは微笑みながら2人を見比べる。
「すぐにでも帰せるから、よかったら言ってね?」
このまま居たら、決心が鈍るかもしれない。
アーリンは隣にいるリュートを見上げて言った。
「もう帰ろ?じゃないと――…」
帰れなくなっちゃう…と消え入るような声で言うアーリンをリュートは笑って見つめた。
「帰るって、お姫様が言ってるから。頼む」
パルティータはそのリュートの言葉にふふっと笑うと、2人を自分の部屋へ連れて行く――。
「しばらくの間、意識がなくなってしまうけど心配はいらないわ。すぐに元に戻るから」
自分の前に2人を立たせて、パルティータは静かに微笑む。
「それじゃあ…準備はいい?」
目を閉じて…と言われ、アーリンもリュートも言われるまま目を閉じる。
「本当に…ありがとう…」
そんなパルティータの声が聞こえたかと思うと、ふわりと身体が浮く感覚に襲われる。
何だか解らないままふわふわとした感覚がしばらく続き、2人は目を閉じたままその感覚に身体を任せた。
その途中、薄れていく意識の中で少しずつ何かがなくなっていくような気がする。
それはとても大切なもののような気がするのに、その名前も思い出せない――…。
⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹
庭から差し込む光が壁に反射して部屋全体が白く輝く。窓際で2人は並んで、庭に咲き乱れる花々を眺めていた。
「アーリンに何を話した?」
オーボエが問いかけると、彼女は子供の様な無邪気な笑顔を見せる。
「ふふ…気になる?」
「気にすると言ったら、君はまた内緒にするんだろう?困った人だ」
オーボエはそう言いながら、パルティータの背中からそっと彼女を抱きしめる。
「いつも言ってるだろう?あまり心配させないでくれって…君は本当に何をするか解らないから…」
困ったようなオーボエの顔を見上げて、パルティータはそっと胸にあるオーボエの手に指を添える。
「心配して欲しいから…じゃダメ?だってそうしてれば、あなたはいつまででも私のそばにいてくれるでしょ…?」
「――…」
ちょっと目を見開いて、オーボエはパルティータを見つめ返す。それからふーっと息をつくと、静かに笑う。
「…そんなことしなくても、俺は君のそばにいるよ…ずっとね…」
そんなオーボエの言葉を聞きながら、パルティータはその肩に頭を預ける。
「ちょっとしたおまじないをしておいたの…リュートが、本当にアーリンの事を大切に思っていれば、きっとそのおまじないは効き目が出るはず…」
ふふふ、と笑うパルティータ。添えていた手をそっとオーボエの手に重ねるとその手をきゅっと握る。
「おまじない…か…君にも効くおまじないがあれば、俺も使ってみたいよ…」
腕の中のパルティータの髪に唇を寄せながら、オーボエは目を閉じる。2人はそこで抱き合ったまま、ゆっくり流れる時間を過ごすのだった。
⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹⊹⊱⊰⊹════⊹⊱⊰⊹
「ルシュフィー」
天気のいい午後。中庭で本を読んでいたルシュフィーの背中から聞こえる声。
「母上」
ぱたりと本をとじて見上げると、母は何かを思いつめたような顔で自分の向かいに座る。
「なに…?」
「あなたにこんな事を急に言ってもいいかどうか解らないんだけれど、聞いてくれる?」
彼女はふぅっとため息をつき、憂い顔で自分を見た。
「…どうしたの?」
「アーリンが…見つかったらしいの。でもね」
「うん?」
「……何も、覚えていないって言うの。何処に居たのかも、誰と居たのかも、何をしてたのかも何も解らないって…」
「――え…?」
母の言葉に驚きながら、ルシュフィーは眉間にすこしシワを寄せる。それでは自分の"アーリンを嫁にやってしまおう計画"が台無しだ。
「私、アーリンが帰ってきたらお父様に話そうと思ってたことがあるのよ」
「父上に?何を」
「…アーリンの事、戻してあげて欲しいって。いくら王子として育ったって言ってももう隠すのはムリだと思うの。ルシュフィーは、そう思わない?」
「うん…まぁね…それは仕方ないんじゃない?だって姉貴はしょせん女の子なんだし」
「あなたにリュートとの話を聞いていたから、私もちょっと期待していたんだけれど、記憶がなくなっているんじゃどうしようも無いでしょう?」
はぁっと悲しそうにため息をつく母を前にして、ルシュフィーはうーん、と考え込んでしまう。
たしかに、記憶が飛んでしまっていては何もならない。ならないけれど、だからと言って何もかもを諦めてしまうわけにもいかない。
「記憶がないって言ったって、全部が全部なくなってる訳じゃないんでしょ?だったらいいよ」
僕に任せて、とルシュフィーはトンと自分の胸を叩いてみせる。
「予定通りにいくかどうかは、2人を見てみないと解らないし。ね?だったら頑張ってみてもいいじゃない」
「ルシュフィー。大丈夫なの?」
「うん。大丈夫。任せといて」
記憶がないなら、思い出させればいい。完全に何もかもを忘れている訳ではないのなら、思い出す可能性はある。
「見つかって、いま何処にいるの?」
「宮殿だそうよ。フィオリアの所で、何処も悪いところがないか見てもらってるらしいわ」
「そう…じゃあ僕、迎えに行ってくるよ」
本を持つと、ルシュフィーは母にそう言って部屋へ戻る。
そして出かける準備をし、宮殿へと向かうのだった。
Une pupille d'or.
fin.
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