ミドルフェイズ2

GM「次はサオリのシーンだね。」

サオリ「はぁい!侵食率いっきまーす!1ですぅ!」

 ここは廃工場地区。日下部サオリは須川キョウヘイが最近、このあたりで目撃されたとの噂を聞き調査に訪れていた。

サオリ「さてさて、須川さんは何処にいるんですかねぇ?」

そう、サオリがつぶやいているとふと、ワーディングが展開される。

サオリ「おやぁ?」

女性「おや、誰かと思えば【スカーレット】さんではないですか。」

サオリ「この声は…。」

そこにいたのはモッズコートを着た金髪碧眼の美少女だった。サオリは突然の彼女の出現に声を上げる。

レイ「FHエージェントの【ミーティア】こと天崎レイちゃんですよ。ぴーすぴーす。」

サオリ「あーっ!出やがりましたね!?」

レイ「なんですか。人を幽霊みたいに。」

サオリ「なんの用ですか?」

レイ「べーつにー。」

サオリ「質問に答える気はないんですね?」

サオリは銃を構える。

レイ「物騒ですね。一度は私を演じた仲じゃないですかwww」

サオリ「メタい!メタすぎる!このアマ!」

レイ「まあ、冗談は置いておいて。【パニッシャー】さんはここにはいませんよ?」

サオリ「なんでそんなことを教えてくれるんですか?」

レイ「まあ、私は今マスターレインに雇われていまして。貴女がたともやり合わなければなりませんからね。平等を期してです。」

サオリ「アナタの言葉を信じろと?」

レイ「ご自由に。ただ、ここにはいないのは間違いありませんよーだ。それでは。」

そう言って天崎レイが去っていく。

サオリ「なんなんですか。あの女は本当に。とりあえず軽く見回ってみますか。」

そこに、1人の青年が現れる。【シャドウバイツ】霧峰ハルキである。

ハルキ「サオリさん。この周りを見てみたけど、とりあえず怪しいやつはいなかったよ。」 

サオリ「ハルキさん!そうなんですか?」

ハルキ「うん。ただかすかにレネゲイド反応が残って今から僕の影で追跡したんだけど途中で反応がなくなったんだ。でも、少し前までいたのは間違いないよ。」

サオリ「ふぅむ。やっぱりあの女の言ってたことは正しかったんでしょうか?」

ハルキ「あの女?」

サオリ「【ミーティア】天崎レイです。今回も絡んでいるようです。」

ハルキ「あー、あのリカちゃんとタイマンを張っていた人だね。」

サオリ「はい。とりあえず支部に戻って報告しましょう。」

GM「これにてシーン終了。」



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