マスターシーン

GM「さて、ここからミドルフェイズになるんだけど、その前にマスターシーンを入れるね。」

ユウト「マスターシーン?」

ステラ「プレイヤーが登場しないGM だけのシーンだよ。NPC同士の会話とかね。」

ユウト「ほーん。」

GM「それじゃあ、描写を始めるよ。」

 ここはある廃工場地帯。そこに黒いパーカーを着た男子とワンピースを着て鍔広帽子を被った少女がいた。【パニッシャー】と謎の少女である。

パニッシャー「おい。【ターコイズ】。これからどうするつもりだ?」

【ターコイズ】「!その名前で呼ばないでもらえる?」

パニッシャー「悪かったよ。機嫌を損ねるなよ。【】。」

マスターレイン「…でもさぁ。キョウヘイちゃん。まだUGNは私たちの作戦には気づいて無いんでしょ?だったらまだ、大丈夫じゃん。」 

パニッシャー「どうだかな。取り敢えず、星山支部を潰すはいいとして、アイツはどうするんだ?」

マスターレイン「…原田ミサキちゃんでしょ?実際、彼女の持っている【賢者の石】は手に入れておきたいんだよね。もう一つの石もあるはずなんだけどわかんないんだよね。」

パニッシャー「噂に聞いている【シネマグラフ】が持っているのか?」

マスターレイン「違う違う。あれは賢者石レネゲイドクリスタルじゃないよ。特別なオーヴァードなだけで、また違うの。」

パニッシャー「じゃああと一つあるはずなんだろ?この街に。」

マスターレイン「…UGNの連中が隠しているのかもね。取り敢えず、奴らを徹底的に潰すよ。」

パニッシャー「了解だ。」

マスターレイン「…必ず私がこの手で殺してあげるよ。だから待っててね。」

GM「これでシーン終了だ。」

ステラ「え?」

GM「あんなことオープニングで言うから。設定が生えちゃったじゃないか。」

ケンジ「【ラピスラズリ】に【ターコイズ】か。」

ステラ「え?マジ?そんな、重い設定がついちゃったの!?」

サオリ「まだ、関係まで分かりませんよぉ?」

ユウト「てか、賢者の石ってDロイスの?GMに進められたから取ったけどこれってもしかしてかなりすごいものなのか?」

GM「さてね?それじゃミドルフェイズに入るよ。」



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