第10話 膨れた場所を治してくれたのは・・・(4月13日)

 暫くしてから京奈ちゃんは用が出来たので先に帰る事にした。

何処に住んでるかどうか聞こうと思ったけど、取り敢えず明日聴いてみる事にした。

暫くしてから私はトイレに行きそうな感じになって、スカートの裾を抑えようとしていたら、絵梨花ちゃんは私にそう言った。

「美穂・・・大丈夫??」

「うん・・・ひゃ・・・何か痒く感じる・・・」

「じゃあ一緒に行こうか」

ホテルグランヴィア岡山に向かう通路の途中のトイレの個室を見つけた。


「足を広げてみてよ♡」

「や・・・ダメ・・・」

「だって広げて見せないと分からんよ」

「うん・・・」

暫くして絵梨花ちゃんは私の大事な所を指でつねった。


「ん・・・痛い・・・でも・・・」

「小学校の頃覚えてる??」

私が初めて女装して初めてデートした時の事だった。

慣れない女子の服装を初めて経験した時にスカートの裾が大事な所に擦ってしまい、トイレに何回も行きそうになったのをよく覚えてる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る