1冊目から9冊目

10月21日「ツバキ文具店」小川糸

鎌倉で、代筆業という変わった職業兼、古い文房具屋を営む「鳩子さん」のお話です。


鳩子さん=ポッポちゃん、と作中では語られています。そして、四季の中で様々な手紙の代筆依頼を受けたり、様々な人と知り合っていくというお話でした。


鎌倉の描写がどこをとっても絵になるのです。

わたしも自作で鎌倉を舞台にしているだけに、自作のつたない描写が恥ずかしくなったりいたしました。


北鎌倉の山歩きを、ご一行でやる場面や、お花見の場面が特に好きです。ラストシーンも良かったですね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る