悪魔の滅亡までのカウントダウン
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たぶん
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私が【実験】をされてから1日目
あの人達と話していると
突然一人の女の人が話しかけてきた。
「ねぇ
私たちは、きっとそろそろ死ぬことになると思うから言っておくよ。」
え?
「私達はもう生きられないからこそ、貴方に願いを託すね。
お願い…あいつを殺して。
あいつを殺せば犠牲者は格段に減る。
今後生まれるかも知れなくても、格段に減る。
だからこそお願い。
あいつを殺して、あの悪魔を」
そう言われて私はコクンと頷いた。
私も、あの悪魔を赦したら駄目だと思うから。
そして、少し時間が経ったけど、
お姉さんたち、今から願いを果たすよ。
実験から2週間3日後、
私が意識を取り戻してから、10日後
ついに私は動き出した。
「あが……っ……!」
苦しみながらも事前に慣らしていた
あの【力】を使い、左手に長い爪を形成して、鉄より遥かに硬いナニカで出来ていた格子を簡単に斬り伏せ、私は牢屋を出て、あいつがいる深部の研究施設を目指した。
許さないよ、エルヴェズト・ギア…!
……なにか足音が聞こえる。
コレは……………魔物?
ヴガァァァァァァァ!
消えて。
「う……ぐ……ぅ…っ」
苦しいけど…!
苦しみながら【力】で…剣を生成して、斜めに一閃し斬り殺し、私は先へ進む。
深部に進むにつれ、どんどん強さも上がっていくけど、大したことじゃない、元から、身体能力は良い方だったからある程度は身体の動かし方が分かるし、そこにあの【核】を植え付けられた影響で身体能力も大幅に上がってるから。
それに苦しいのは頑張って耐える。
……どんどん感覚が壊れていくのが分かるけど…
………何か大きな足音がする
…この巨体…厳つい顔…特有の気配…
…これは…オークジェネラルっていうやつかな…?
面倒くさい…!
一気にかたをつける!
身体能力…
「あ…ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!」
あ…っが…!
くる…しいげど…!
これで一気に…!
これが…私が新たに獲得した【力】の使い方…身体能力
体への負担が通常の【力】の倍以上も掛かる代わりに、身体能力の底上げを引き起こす。
これで一気にかたを…つける!
「ァ"ァ"ァ"ッ"!」
私の心が壊れる前に殺す…!
一気に間合いを詰めて……っ!
一気に間合いを詰めて、左上に斬り上げて、一刀両断しようと思ったけど…
…そんな得物持ってたんだ
巨大なファルシオンなんて
しかも禍々しいし…
魔剣か何か?
それとも…
アレが何かしたの?
でも…関係ないよね。
コレを殺さないと、先へは行きづらいし
…さっさと殺す
「ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ッ!」
どれだけ振るのが早くても…
こっちを捉えきれなかったら意味がない…っ!
速さで圧倒して切り刻んであげる
「ァ"ァ"ッ!」
右横と見せかけての左後ろ、のフェイントを入れてからの真上っ!
狙うは…
巨大なフォルシオンの持ち手
「ァ"ァ"ァ"ッ"!」
…着実に斬り落としたし
さて次は、左半身を行こう
「ァ"ァ"…ッ!」
真後ろが疎かだよ
簡単に左半身を斬り落とせちゃったよ?
……あれ?
再生してる…?
……ふーん
仕方ないし…
あの人が言っていたあの技を試してみようかな…
【力】を剣に螺旋状に流し込ん…っで…!
「あぐ…っ"……!」
刃の表面を【力】でコーティング…っ"!
さ…て…!後は…!
コレを振るう…っ"…だけっ…!
「けん…ぎ…っ"!」
跳躍して…っ"!
いっぎに振りお"ろす"!
剣技
……はぁっ"…
くる…しい…っ…
なん…っ"どが…
殺せたけど…っ"
疲労と苦しいのがづら"い…っ!
でも"…っ…
どまるわ"けには…っ"…
いかない…がら"っ!
なんとか……マシに…なって…ぎた…
立って…いか…ない…と……
……よし…
行ける…
確実に…あの【
みんな…
――――――――――――――――――――
…ポタポタ血が流れてるけど…まぁいいや…
アレ《エルヴェズト》の返り血だし…
…私にはついてないし…まぁ…いっか…
私は剣を振り下ろし、エルヴェズトの首を斬り落とした。
本来、剣では簡単に斬り落とせ無いはずの首を骨ごと斬った。
そして今エルヴェズトは、血溜まりの中で死んでいる。
……みんな…ちゃんと…
殺せたよ…
……でも……これから私はどうしたらいいのかな
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