朝の雪

朝の雪踏まないように浮いてみる



息白し 消えていく言葉



沫雪を啄む鳥の名を知らぬ



凍晴や教室を飛ぶ鳥の影



沫雪を抓んだ雀冬を発つ



魂を見た早朝の息白し



朝の雪 下には新世界


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